iPhoneを使っていると、避けては通れないのが充電の問題。特にバッテリー容量の多いPlusシリーズを使っている方にとって、充電に時間が掛かるのは結構大きなデメリットです。
でも、実はちょっとした投資で、iPhoneの充電時間をぐっと短縮できることは知られていません。今回はそんな裏技をご紹介しましょう。
iPhoneを高速充電する3つの裏技。
かつては内蔵バッテリーの容量が少なく、空っぽから満充電までの所要時間はどのスマホも変わりませんでした。
しかし、ここ数年でスマートフォンのサイズが大型化。それに伴いバッテリー容量が増加したので、旧来の充電方式では充電に時間が掛かってしまう様になりました。
この対策として、Androidスマホでは新たな高速充電規格を取り入れる機種が増えていますが、iPhoneは今のところそういった動きはなし。
でも大丈夫。AndroidのQuick chageには及びませんが、iPhoneの充電を高速化する方法があるんです。
裏技その1:iPad用の充電器を使う
iPhoneに付属する充電器の出力は1A。対してiPhone側は、iPhone6/6s/7なら1.4Aまで、Plusシリーズなら2Aまでの入力に対応しているので、充電器側の出力を上げれば、さらに充電時間を短縮する余地があります。
そこでお勧めなのが、iPad用の充電器を使って充電する方法。iPadはその大きなボディにiPhoneより更に大きな容量のバッテリーを積んでいるため、充電時間を少しでも短縮できるようにiPhoneより出力の大きな充電器が付属しているのです。
この充電器にiPhoneをつなぐと、iPhone側の許容入力である最高1.4Aで充電してくれます。そのため、iPhone付属の充電器よりも充電時間を短縮できるというわけ。iPadも持っているという方は、ぜひ試してみてくださいね。
裏技その2:2A充電対応のサードパーティ製充電器を使う
iPadは持っていないという方も心配ご無用。市販のスマホ用充電器の中には、タブレット向けに充電器の出力を高くしている物があり、それを利用すればiPhoneでも高速充電が可能です。
目安は、「2A」や「2.4A」の充電に対応している旨の表記がある下記のような製品です。
エレコム モバイルバッテリー 3200mAh 2A急速充電 AC充電器一体型 ブラック DE-MB1L-3220BK
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2015/11/20
- メディア: エレクトロニクス
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2A以上だとiPhoneの許容入力よりも大きくなりますが、iPhone側に充電機の出力を制御するような仕組みが入っているので、その点も心配いりません。
ただし、サードパーティ製品の中には粗悪でiPhoneの故障原因となるような物もあるので、信頼のおけるメーカーの製品を選ぶようにしましょう。
裏技その3:サードパーティ製ケーブルなら高速充電対応型を使おう
高速充電する場合、iPhoneと充電器をつなぐLightningケーブルにもこだわる必要があります。
元々付属している純正品Lightningケーブルを利用するなら何の問題もありませんが、もしサードパーティ製品を使うのであれば、製品によっては高出力充電に非対応となっているケースがあるので要注意です。
充電器の場合と同様、2Aや2.4A充電への対応を謳った、MFi認証付きの製品を選ぶようにしましょう。
RoiCiel Apple認証 ライトニング USBケーブル 急速充電 2.4A対応 アルミ端子 特製ナイロン編み ゴールド 1m
- 出版社/メーカー: RoiCiel
- メディア: エレクトロニクス
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最近は1,000円以下の安価なLightningケーブルでも2A充電に対応した物が多いので、節約したい方でも安心です。