今夜の『関ジャム』は…。
音大の現役教授谷村新司が心に響く曲の作り方を本気授業。
わかりやすすぎ!今夜の『関ジャム』は…。
「我は行く」ゲストに今年「あなたは稲妻のように」1972年アリスのボーカルとしてデビューすると…。
『チャンピオン』や『冬の稲妻』などヒット曲を連発。
更に…。
「あゝ日本のどこかに」山口百恵の名曲『いい日旅立ち』を楽曲提供するなど歌謡界を席巻。
そんな谷村新司のすごさそれは…。
60万枚の大ヒットとなった『昴−すばる−』は海を越え上海万博開幕式で披露されるなど海外でも人気。
広くアジアに受け入れられる作品を生み出したとして2015年には紫綬褒章も受章。
そんな谷村実は東京音楽大学の客員教授として教壇に立ちソングライティングコースで作詞術をメインに教えている。
では谷村はどのように心に響く曲を作っているか聞いてみると…。
そこにはそしてそのすごさを認めるのが…。
(村上)「また小ボケ挟んであの人は」わかりやすい言葉でわかりやすい事を伝えるっていう事は本当僕ら一番大事な事なんですけどねそれをちゃんとやってると思いますね谷村さんはね。
普遍的なメロディーを書く能力という意味では谷村さんは…。
いまだに新幹線で谷村新司のメロディーが流れてますけどね古くもなんともないですもんね。
やっぱりそれは大事な事ですね僕らにとってね。
今夜は谷村教授が心に響く曲作りを本気授業。
(渋谷)そんな終わり方の…いる?さあという事で本日のゲスト谷村新司さんにお越しいただきました。
よろしくお願いいたします。
まあなんでしょう?大御所が大御所をイジるというね。
逆にさださんの印象谷村さんいかがですか?さださんはもう出会った時からあのまんまですよね。
すごい魅力的なキャラクターですよ。
でも「頭おかしい」ともイジられてましたけれども。
お前もやろ!って…。
(村上)どっちもどっちだという。
光浦さん谷村さんのイメージ印象というのはいかがですか?
(村上)ダンディーな。
(光浦)私はイメージです。
(村上)清水さんもね曲はたくさん聴かれていると思いますけれどもね。
(清水)私の世代というのは谷村さんはエロトークがすごく上手な方っていうイメージもあって深夜放送の…。
(古田)我々世代はラジオでチンペイさんがエッチな話をしているのを静かに聴くみたいな。
(村上)キャッキャ言わんと。
もう45周年でいらっしゃいますから本当にたくさんのアーティストの方ご覧になられてきたと思いますけれどもこれはすごいなと思った…。
現在強いて挙げるならどういった方が?
(一同)えー!
(錦戸)そこなんだ。
(谷村)もうこの『トリセツ』もそうなんですけど彼女の詞の世界のこんなに素直でこんなに自分の日記のように書きつづってる事を歌にしてるというすごさ。
(清水)エッセーみたいですもんね。
(谷村)はい。
僕らの世代がこれ書くと
(村上)おっさんの日常になるわけ…。
それはそれで気になるな。
この素直さっていうのはやっぱりすごいちょっと心を打たれますね。
聴いてらっしゃるんですね?だからそういうやっぱり若いアーティストの方の曲を。
(大倉)それが意外。
どんな風に聴くんですか?ラジオとかから流れてくる…?彼女の場合は番組とかで一緒になる事が。
でほうー!とかって思いながら毎回いろんな人聴いて毎回感動してますね。
(錦戸)そうなんや。
あとは多分みんな知らないと思うんですけど…。
(谷村)本当に白人であってブルースを歌えるっていう唯一のロックシンガーだったんですけどニューヨークのコンサートで最初の一声最初の。
「タイム」って言った瞬間に涙がボロボロボロボロって出てきて。
もう終わったあと立ち上がれない。
だからあっ歌ってこんなすごい力があるんだって一番最初に思わせてくれたのがジャニス・ジョプリンなの。
(一同)へえ…。
生前にそれ生歌聴いてるってそんなにいないですよ。
あんまりいないと思うんですよね。
だからそれはもう僕にとって財産。
うん。
そんな幅広い知識を持つ谷村がまずは詞のこんな部分について。
心に響く歌の作り方極意その1。
(谷村)1つ目。
(村上)1つ目こちら。
「文字は少なく」。
歌詞の文字を少なくしていくと1個1個の音の響きが長くなる。
そうすると相手に余韻まで伝えられる。
だから基本僕は文字は出来るだけ省いていくようにするんですね。
例えば…。
(谷村)これだけの…。
(村上)細かい描写ですよね。
(谷村)でも大事なのは「私は歩いています」なんですよ。
もうガサーッ抜いてしまうと。
(谷村)はい。
そして「私は歩いています」って例えば書くとどんな風に歩いているの?どんな状況の中を歩いているの?
(村上)どこを歩いているのか?だから読んだ人聴いた人がイマジネーションする。
考える。
はい。
だからこれは相手に委ねる。
だからその人の状況を自由に描いてもらえる。
どんな風にでも考えられるように書くっていうのが僕は大事な事かなと思う。
例えばこの曲やったらこの描写使ってますよっていうのは?文字の少なさと文字間の余韻に注目。
(谷村)これ歌詞ご覧いただくとわかるんですけど少ないんですね。
(大倉)何があったんやろ?っていう。
これでもう4コーラスぐらいまでいってるんですけど。
でもこれだけ少ないっていう事は音の1つ1つがたっぷりある。
だから…。
「上を向いて」ってこの歌歌ってるんですけどでも今のテンポ感でいくともっと言葉をいっぱい入れるのが今は割とみんな普通になってるから。
そうですね。
スタンダードになってますけども。
「上を向いて歩こう涙がこぼれないように」ってここまで入るんですよ。
入れようと思えば。
(谷村)これは…。
(谷村)でもこの時代のテンポ感から言うとこれぐらいゆったりしてるのが実はすごく心地良かった。
(谷村)全部わかるんです。
子どももね。
だから今パッと聴いた時に「えっ?今なんて言ってたの?」っていうのが多くなってるんですけど全く…。
そのすごさ。
「向〜いて」…って「う」入れてるもんね。
(清水)そうだねはっきり。
「歩こ〜うおうおうおう」…なんですよ。
そうか。
ちなみにこの手法を使った谷村教授の曲が…。
(光浦)「あーこれはもうね」
(清水)「セクシー」
(丸山)「耳に残るもんなああいうメロディー」
(村上)「“よぎーるー”とかも」
(古田)「歌詞届くもんな」
(拍手)
(谷村)これもあのメロディーにゆったりと。
だから…。
「雪解け間近の」って…一緒に歌いながら「ふんふんふん」って言える。
(村上)聴きながらね。
これが「雪解け間近の北の空に向かい」って言うと…。
そうか。
はめ方として。
今トトトトトトトって歌ったの…。
(谷村)あの今これと両極にいる作品を今さだまさしさんの『雨やどり』を紹介しようかなと。
さださんの描写力。
これね映画監督だったり作家のような詞のそのクオリティーなんですよ。
もうディテールまで詳しくしっかり書く。
細かな描写を描くさだまさし。
対照的な文字の量に注目。
(大倉)「曜日まで」
(丸山)「心情まで言ってるもんな」
(丸山)「これはこれもいいよな」
(大倉)「いいな」
(錦戸)「ホンマやねんなここまで言うてんねんもん」
(光浦)「へえ…」
(錦戸)「どんなハンカチかまで…」
(大倉)名曲。
見事ですよね。
さだ節ですよねもうこれは。
(谷村)さださんのその書いてる詞の情景描写とか前歯の何本目かまでしっかり指定してるという。
歯の状態までですからね。
これはやっぱりさだまさしにしか書けない詞の世界ですよね。
(大倉)映像が浮かぶ。
(谷村)そうですね。
あっそのとおりです。
ポエムの詩と例えば文学小説の違いというか。
それで僕はほとんど書かない。
だからさだまさしから見ると僕の作り方は雑に見えるはずなの。
(村上)ああなるほど。
はいはい。
僕からさだまさしの作り方見ると細かすぎって思う。
(清水)面白い。
今話してるのはどっちがいいじゃなくてそう2つの極端なやり方を今話して。
(村上)…の一例として。
心に響く曲は文字を減らしさまざまなイメージをさせるのがポイント。
しかし鋭い描写もまた心に響く手法の1つだそう。
続いて音大教授谷村先生の教えは…。
2つ目の極意はこちら。
(谷村)「目線の使い分け」。
(光浦)目線?
(谷村)詞を書く時の実は目線の使い方。
曲のストーリーが誰の目線で進んでいくのか?谷村教授はここに注目しているという。
初めて詞を書く時は大体このAなんですね。
ああ主人公が…。
(谷村)自分が。
はい。
自分が主人公の自分の物語を書いている。
そうすると今度は誰かを好きになったりすると目の前に相手が登場してくる。
すると今度はB。
これですね。
自分と相手この関係の物語。
ああよくある。
このAとBが組み合わさってると大体ラブソングはこれだけでもう十分成立してくるんです。
歌詞の目線は大きく4つに分類されるといい例えばAは…。
自分の思いを一人称で歌う『どんなときも。
』。
歌詞に登場するのは全体を通して「僕」だけという主人公のみの目線。
Bは自分以外の登場人物を二人称で歌うパターン。
スキマスイッチの『奏』は主人公から見た「君」との関係性でストーリーが進行していく。
「輝きをくれたんだ」だからこれだけで出来てる歌は実はいっぱいあるんですけどもそこに今度はこのCですね。
「第3者から見た物語」って書いてあるんですけどその2人を見ている第3者の視点およびその2人がどんな場所にいるのかという風景。
面白い。
(谷村)これが入ってくると突然歌がふわっと広がる。
(光浦)うんうんうん。
だから最初はこの自分と相手の物語だけのやり取りが進んでてそれでその2人がいる場所が突然歌詞に「新橋」って入ってきたら新橋だったんだ…。
(清水)新橋じゃなくてもいいと思うけど。
(谷村)場所はね。
だからそれでトンってその何?2人のいるにおいがふわっと出てくる。
だからそういうその作り方がある。
(村上)広がりが出ますもんね。
情景描写をうまく交ぜる事でストーリーに奥行きをプラス。
更に場所や時間の違いによって与える印象は全く変わりどの風景を切り取るのかもポイントだそう。
そして更に重要だというのが4つ目の目線。
もっと大きな。
更に広げる。
(谷村)大きく広がるにはこの「空から見た物語」。
(清水)空ってどういう事?
(谷村)鳥の目線で上から見てる。
(古田)俯瞰から見てる。
(谷村)俯瞰から見てる。
この目線が歌詞の中に入ってくるとすごいグローバルになるんです。
大きく大きく世界観を作れてしまうという。
はい。
例えばサビで大きい世界を作ってまた1と2のこのAとBにポンッと戻る。
するとその広さと近さの行ったり来たり。
これによって見てる人聴いてる人の気持ちが動いていく。
(清水)そんな歌ありましたっけ?
(光浦)俯瞰から見た歌?
(古田)俺はわかった…。
(清水)何?おっ鋭いところきました。
(清水)中島みゆきさん?はい。
中島みゆきさんの例えば『時代』。
4つのうち最も重要という空目線の歌詞に注目。
(光浦)「いい歌だな」
(古田)「いろんな声で歌いはるからな」
(古田)「本人じゃなくなっちゃった」
(谷村)ずっとこれはAといいますか主人公がこうずっと歌っていくんですけども。
ここのサビのところから突然Dの気配が出てくるんです。
それとそこに付けてあるメロディーとともにボワンと広がっていく。
だから今まで滑走路を走ってた人がふわっと飛び立った感じ。
この曲のやっぱりいいとこ。
みんな歌っててここからすごく気持ち良くなっていく。
その広さっていうのはそこにあるのではないかなと。
そうですね僕のも割とそうですね。
AとBとCとDを上手に組み合わせていくといろんな詞のバリエーションが書けますよ。
やっぱAだけにね頭でっかちになってしまうと広がりが出てこなくなるから。
最初書き始めはみんなA。
先生でも鳥目線は結構人間が出来てないと出来ないんじゃないかなと思って。
相手の立場とかいろんな人がいるっていう想像力がないと。
高いとこに住みたい人?
(光浦)いや低いとこが好きです。
そしたら鳥目線なかなか大変かもわかりませんね。
そういう事?そういう事?
(村上)そういうとこからもあるんですか?
(谷村)あのね割と…。
本当にですか?
(谷村)はい。
それでまあ東京タワーとかスカイツリーとか上って上からこう見てる。
これがイメージとして残っていく。
まあ想像力がそっち寄りという事ですね。
このように数々の名曲も実は目線が分類されているのだ。
そしていよいよ「何を書くのか?」という内容に。
名曲には主に2つのスタイルがあるそうで…。
(村上)まとめさせていただきました。
(谷村)1つは「自分独自の世界」を書く。
もう1つは「誰もが共感出来る世界」。
これ2つの両極端を。
例えば自分独自の世界っていうのは他の人は多分こんな風な表現はしないだろうけど自分はどうしてもこの表現じゃないと納得いかないっていう。
例えばこんな谷村さんが思う代表的な方と…。
スピッツですね。
スピッツの草野さんの詞の世界っていうのはやっぱり本当唯一無二の…はい。
僕はもう彼の世界は誰も侵せない詞の世界だと思うんです。
中でもイチ押しの曲が『楓』。
その独自の世界観とは?では谷村教授がすごいと思ったポイントは?詞を読んで『楓』というタイトルを見てなんか不思議に感じた事ないですか?
(村上)いかがですか?皆さん。
「楓」ってどこにも出てない…。
そのとおりなんです。
タイトルが『楓』なんですけどこの中に具体的に「楓」は一切出てこないですね。
なんだけど全体の歌を聴くと「楓だ」って感じる。
(村上)すごいな。
僕がこの草野君の詞でやっぱりいいなと思ったのはこの「楓」っていう文字の…漢字で付けてる事。
季節が日本は4つありますよね?
(村上)はい。
木へんに「春」って書いてあると錦戸何?椿。
(谷村)椿そうです。
木へんに「風」。
これが僕はその秋を表現する言葉だと僕は感じてるんですけど。
(清水)へえ…。
「風が吹いて飛ばされそうな」ってここでやっと「風」が出てくるんですけども。
ここで唯一楓の気配。
うっすらですね。
うっすら出てくるっていうか。
だからその…このタイトルと詞の世界の距離感。
このすごさっていうのはやっぱり…。
やっぱりスピッツならではの。
(村上)そう思って聴くとね見るとまたなるほどと思う事はたくさん…。
これって「呼び合う名前がこだまし始める」の「名前」の部分の相手の名前が「楓」っていう説はないんですか?
(清水)楓ちゃん。
多分そういうのもあると思うんです。
だからみんなが…。
いろんな説出てくるじゃないですか。
これってひょっとすると何々かもしれないとか。
例えばそういう懐。
(錦戸)はいはいはいはい…。
これが実はこの作り方の一番のパワー。
草野さんのすごいこの世界観なんだと。
多分ネットとかでいろんな説が出てくる。
(錦戸)ああそうですね。
諸説あるけどみたいな。
どんな風にでもイメージが広がって解釈も出来るというすごさっていうか。
それはやっぱりスピッツの草野さんの世界と僕は思うんです。
そしてこちら。
それがもう1つの…。
(谷村)誰もが共感出来る方の世界。
これみんながあるある。
(清水)わかるわかる。
(谷村)うなずく。
ああそうそうそうそう。
(村上)共感ですよね。
(谷村)俺もそう思うよって。
ちょっと代表として1つ。
どなたの?秦君の『ひまわりの約束』。
あっはいはい。
誰もが自分に置き換えられそうという歌詞に注目。
確かに誰もが自分の恋愛に置き換えられそうな歌詞。
でも実は共感を呼ぶための絶妙なテクニックが隠されているという。
(谷村)優しいよね。
(村上)優しいですね。
ただそのどっちかって言うとちょっと内面的な男の子。
好きだよってなかなか言えなくて。
なんかこう内に秘めてる。
だからこれって実はちょっと危険な世界で。
(村上)というのは?秘めすぎると暗く重くなっていくんですね。
(村上)そうか打ち明けられないから開放出来ないという事ですね。
それが実はある1つのワードで暗くならないと。
それが「ひまわり」なんです。
(大倉)なるほど。
(谷村)「ひまわり」っていうその花が出てくる事でここに太陽のにおいを感じるんですね。
だから湿気のある世界からちょっと乾いた世界がひまわりが持ってるんですごくバランスが取れる。
(大倉)すごいな。
(村上)自然とそうやって受け取ってしまってるんですね我々も。
聴き手も。
ひまわりがどういう花かわかってるからっていう事ですよね。
(谷村)それで形も知ってるじゃない?色もわかりますもんね。
それでお日さまにこうやって向かって。
(谷村)サンフラワー。
秦君の…なんだろう?こう周りに対する気遣いとか自分の生き方とか。
いろんな番組で一緒になった時に決して前に出てきたりはしない。
スッとこう控えてて割と周りをちゃんと見てる。
そういうのがなんか全部この中にある。
だからこう共感を呼ぶっていう。
(村上)無理。
もう無理もう無理。
程遠いひまわりから。
(光浦)我が強い。
独自の世界と共感出来る世界。
2つのパターンを追求する事で心に響く曲に。
谷村教授続いての教えは?
(村上)3つ目はこちら。
「タイトルで掴め!!」。
(光浦)タイトルで掴め!!
(谷村)タイトルで掴め!!タイトルって実は扉。
わかりやすく言うと。
家の一番前にある扉でその扉が木で出来てるのか鉄で出来てるのか。
(光浦)なるほど。
(谷村)それによってその家の中のイメージが違うじゃないの。
だからそのタイトルをどう付けるかによってイマジネーションは随分変わってきますよ。
曲のイメージを左右する重要なタイトル。
そこには2つのタイプがあるという。
内容を予感させるタイトル。
うん。
(谷村)木造りの扉で中は多分暖炉があるかもしれないとか思わせてくれる。
そういうタイトルの付け方。
あとは鋼鉄の扉で取っ手が付いてない。
中どうなってるの?それが全く想像出来ないタイトル。
(村上)はい。
(谷村)例題を出すと内容を予感させるタイトルの方は『トリセツ』とか『卒業写真』『なごり雪』『世界に一つだけの花』。
まあ一部ですけど。
(村上)確かに入りやすいですねこれは。
こういう歌だと思って心して入るじゃないですか。
だからストンと入れる。
(光浦)ストンと入ります。
(谷村)ところが全く想像出来ないタイトル…。
すみません自分のやつが入ってるんですけど。
『サライ』なんかそうですよね。
(谷村)何すんのっていうタイトルなんだけど聴いていくとああ!って最後の方にわかるっていうタイトルの付け方。
いろんなこの2つの極端な作り方がありますよっていう事を頭の中に入れて詞をイメージしてタイトルを考えるっていう。
これ毎日なんかなんとなく暇な時にやってると割と反射的にポッてやれるようになってくると思う。
(村上)これ実際大学の授業でも?やりますはい。
やってみます?今日。
あっやってみましょうこれは。
2つのポイントを踏まえて即興タイトル作りに挑戦。
谷村教授の回答も。
まずは第1問。
挑戦するのはこの2人。
今から1枚の写真をお見せします。
人物写真。
それでイメージするのはその人の物語。
その歌のタイトルを考える。
1枚目です。
(村上)はいこちら。
(清水)あれ?なんだろう?
(谷村)この人の物語…。
生い立ちから現在までをちょっとこう考えてみる。
背景が全く見えてこない時は背景を自分で作る。
そこのもう想像…イメージで。
もう出来ました?すばる君。
(谷村)あっすごい。
(渋谷)いいですか?
(村上)発表どうぞ。
(錦戸)想像出来ひん。
(村上)なぜそこの「洋子」にたどり着いたんでしょう?
(渋谷)わからへんねん。
(錦戸)でも1個目にそれ出てきたらそれが消えないでしょ?
(渋谷)そうなんですよ。
(谷村)多分他のやつ出えへんと思う。
でもこの顔でタイトル「洋子」やったら俺なんかもう何があったんやろうと思って。
そこから考えだすという。
そう。
だからこれは要するにタイトルとのその距離がすごい開いてて詞の中にこの人物と洋子の物語をここに描けばいいんです。
だってこれに漢字で「洋子」って書いてるジャケやったらなんじゃこれってなる…。
(古田)気になるわ。
その距離感はやっぱりすごい面白いと思う。
さあ清水さん。
(清水)うん直感でね。
(清水)あのさっきたまたまメイク室で光浦さんがやって来て「こんなバッグ作ったんですよ」って私にプレゼンするんですけどその時の私の顔に…。
(一同笑い)それならいらない…。
(清水)それならいらないっていう。
これすごい面白いと思います。
(清水)そうですか?「それならいらない」ってここにひらがなでタイトルが付いてるレコードジャケット。
何がいらないんだろうなとか…。
(谷村)そうなんですよ。
だから見た瞬間にえっ?って思う。
この…これ掴みなんですよね。
ともに写真からは想像が付かない引きのあるタイトル。
では谷村教授は?
(清水)聴きたくなる。
(村上)「トカネ」とは?
(清水)なんなんですか?それ。
これBですよね?とりあえず。
(谷村)そうです。
(錦戸)Bって事はわかりましたけど。
(谷村)いや今ここからどういう詞を書こうか今考えてるんですけど。
だからほら口癖でなんとかなんとかしてきてなんとか…とかね。
ああ…!
(丸山)そっち。
それが例えば彼の口癖だったりして。
(光浦)ああ面白い。
(丸山)面白い!2人の人生がほらちょこっと見えてくる。
1発目に出たやつは多分消さない方がいいんです。
(村上)その人の感覚やから?
(谷村)はい。
それで2発目はひよってくるんですよね。
ああこれでええんかな?とか。
(谷村)もうちょっとこうしとこうっていう意識が入ってきたものって踏ん切り悪いんですよ。
だから「洋子」とか付いてる方が絶対強いんです。
次は難問。
音だけを聴いてタイトルを考える。
耳からの情報だけでイメージ出来るか?2問目の授業。
音を聴いてみましょう。
どうぞ。
(信号機の電子音と車の走行音)
(渋谷)ああ…いいですね。
いろんな想像が。
(谷村)そうでしょ?
(村上)いやいっぱい出たわ。
交差点の近辺で拾った音。
(清水)朝の道玄坂…。
そうそうそう…。
(信号機の電子音と車の走行音)耳からの情報をどうイメージするか。
皆さんならどんなタイトルを?なんか俺格好付けてるかもしらんなちょっと。
いやいいんちゃう?それも最初の感覚やねんから。
じゃあ錦戸君からまいりましょうどうぞ。
(清水)わあ可愛い。
(大倉)めっちゃ可愛い。
なぜこれが降りてきました?
(錦戸)手をつないでる子が…。
こう手を上げてて歩いてるところ。
(村上)横断歩道を渡っているような。
これは割と素直に歌の世界に入っていけるタイトル。
(大倉)Aや。
(谷村)Aに近い方の…。
初めてAが出た。
本当だ。
画が浮かぶしママはどういう感じのママなんだろうってイメージ出来る。
どういうファッションしてて。
(清水)あれ?ヤンキーか。
(村上)だいぶ若いなそれ。
(丸山)ヤンママ?ヤンママ…。
(大倉)しかも見てるタイプや。
じゃあそれを詞の中に書き込んでいくと作品にどんどん近づいていく。
じゃあ光浦さん。
さあでは光浦さんオープンどうぞ。
はい。
(清水)またAが出ました。
(村上)キレイなAですねこれ。
(渋谷)超Aやな。
(村上)特A。
仕事で失敗しましてもう家帰りたくないわもうイヤだわもう仕事辞めたいわって思って車通っとって明日の仕事ちょっと軽い交通事故ぐらいで痛くない程度に休めねえかな?まで思ってやっぱり痛いのはイヤだ。
とりあえずスーパー行ってメシ買おう…。
(村上)病んどるやないかそれ!めちゃめちゃ闇抱えてるやんか。
(光浦)…という明るいタイトルでプラマイゼロ感を出しました。
(村上)なるほどなるほど。
いいですか?
(村上)そこだけ見たらすごく日常的ですけれども実はスーパーに向かう人というのはそれだけいろんな思いがあるんだよと。
そうですね。
(谷村)Aの近い方のタイトルが付いてるんですけども今光浦さんのストーリー聞くと結構深い…。
(村上)いや深いですよね。
(谷村)胸の内が入ってくるんでこのタイトルで油断して聴き始めると結構サビぐらいで「ああ…」って。
(古田)ボディーブロー…。
(光浦)きますよ。
詩の内容を想像出来そうだがしっかりとした情景や深い意味があるタイトル。
(村上)では先生がねどう書かれたのか?こちら。
(光浦)バツ?ペケ?なんですか?
(村上)どういう事ですか?
(錦戸)交差点みたいな事ですか?そう。
(光浦)クロス。
(清水)道路の形?
(谷村)そうですね。
道路…横断歩道があるところの交差点というのは大体この「×」なんですよ。
「×」というのは1つの線と1つの線が必ず交わる。
さすが!
(谷村)だから出会いがあったりそれからここでぶつかり合いがあったり葛藤があったり。
でこれはかけ算にもなるし。
(村上)だからプラスの形じゃなかったですね。
(谷村)内容は今全く考えてないんですけど。
いやなんでそこ2人だけで「スケベスケベ」って。
(光浦)ここの団体がずっと「スケベやわ」。
何かに見えてるんでしょうね。
「スケベだよ」って…。
(村上)なんでや!すごいあの大学教授が!っていう事件がよくあるじゃないですか。
(一同笑い)こらこらこらこらこら。
今夜のジャムセッションは実はこれは『チャンピオン』ってタイトルが付いてるんですけど答えは敗れた方の歌なんですね。
(村上)敗者ですよね。
(谷村)ルーザーっていうかそっちの歌なんですよね。
それをあえて逆のタイトルに?それをあえて『チャンピオン』というタイトルにしてあるという事とかもちょっと考えながら今夜はせっかく一緒にやるんだからフルコーラスでね。
ちょっと気合入れてやりましょうか。
(古田)楽しみ楽しみ。
(谷村)ガッツリと。
それじゃ大倉君今からのセッションになりますけれども。
一生懸命たたきたいと思います。
(村上)さあすばる君は?あの僕名前がすばるっていうもんで…。
(村上)そうやんな。
(清水)本当だ。
ちっちゃい時から「谷村新司谷村新司」ってなんかあったらやっぱ言われるんですよこれ。
やっぱりもう勝手に谷村新司さんっていうのはすごい自分らがちっちゃい時からずっとあって。
(村上)そっか。
(渋谷)ここで…。
(谷村)僕もずっとしてるんです。
(村上)谷村さんもですか?ちょっと近しいような?
(谷村)だって「すばる」ですもの。
頑張ります。
(村上)さあ亮は?そうですね僕は「You’rekingofkings」って言ってるんですけどそこがどの立場なのかちゃんともう1回帰ってから調べてから臨みたいと思います収録に。
(村上)ちょっと消化してからね自分の中で。
そして丸山君ベース。
もうめちゃめちゃシンプルだったりするので…。
緊張の本番。
歌詞の意味にも注目。
リングに向かう…チャンピオンに向かって言う。
2回目はもう立たんでいいと。
挑戦した側倒した側がお前は強かったよ「You’rekingofkings」。
最後はロッカールームでつぶやいてたって言ってたから俺は強かったって。
自分自身に「You’rekingofkings」。
これまあそれぞれ解釈があるから。
(谷村)じゃあキレイキレイじゃなくてガツンと。
少々間違えても大丈夫なんではい。
思いっきり突っ走りましょう。
(錦戸)わかりました!
(谷村)お願いします。
(丸山)お願いします。
(スタッフ)ではまいります。
ヘイ!ヘイ!
(谷村)ヘイ!「オー」
(渋谷・谷村)「ライラライラライラライラライ」「ライラライラライラライラライ」「ライラライラライラライラライラライ」「ライラライラライラライラライ」「ライラライラライラライラライ」「ライラライラライラライラライラライ」
(谷村)ヘイ!
(渋谷)ありがとうございました。
(スタッフ)はいオーケーです。
いただきました。
ありがとうございました。
(渋谷)イエーイ。
これイントロの全ての役目を全部…。
なんかすみません熱くなっちゃって。
本当完璧なイントロですね。
次週は…。
(村上)最初のイントロはこちら。
一度聴いたら忘れられないイントロ特集。
瞬殺イントロや王道パターンマイベストイントロなど。
スキマスイッチといきものがかり水野がプロ目線で掘り下げる。
映画のクライマックス部分かなと思うような。
イントロだらけでお送りします!全部…なんかすみません熱くなっちゃって。
2017/02/12(日) 23:25〜00:20
ABCテレビ1
関ジャム 完全燃SHOW 【谷村新司に心に響く曲の作り方を学ぶ!】[字]
関ジャニ∞&古田新太が、ゲスト谷村新司とトーク&ジャムセッション!アーティスト活動45周年の谷村新司が“心に響く曲作り”の極意を本気で授業!
詳細情報
◇番組内容
ゲストはデビュー45周年を迎える谷村新司!アリスやソロとして、数多くの名曲を世に送り出す一方、音大では教授として教壇に立つ谷村新司が『心に響く曲の作り方“3つの極意”』を本気で教えます!谷村新司がスゴイと思うアーティストとは?秀逸なタイトルを作るためのトレーニング法!
◇番組内容2
ジャムLIVE!アリスの名曲「チャンピオン」を、谷村新司とボーカル&ギター渋谷・錦戸、ベース丸山、キーボード村上、ドラム大倉がセッション!熱い演奏をお楽しみ下さい!!
◇出演者
関ジャニ∞:渋谷すばる・村上信五・丸山隆平・錦戸亮・大倉忠義
支配人:古田新太
アーティスト:谷村新司
音楽大好きゲスト:清水ミチコ・光浦靖子
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/kanjam/
☆番組Twitter
https://twitter.com/kanjam_tvasahi
ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – 音楽バラエティ
バラエティ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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