金山隆之介
2017年2月18日16時05分
宮崎県特産の「へべす」を使ったお酒が東京都内でブームになっている。カボスやスダチに近いかんきつ類で、県北部の日向地域で江戸時代に発見された。たっぷりの果汁とさわやかな香りが特長だ。生産量の少なさや知名度の低さにくじけず頑張っている若手農家の現状を知った都内の経営者が応援。取り扱う居酒屋も約50店舗まで広がった。
「ビール以外の人は?」「私、へべすサワー」「じゃあ私も」と次々と手があがる。そんな客同士の会話が飛び交う店が東京・吉祥寺にある。細い路地に飲み屋が所狭しと軒を連ねるハモニカ横丁の居酒屋「おふくろ屋台」だ。
くし形に切ったへべすが入ったサワーは1杯400円。「年齢や性別問わず、1杯目に頼む人が多い。大好評です」と店主の松江勇武(いさむ)さん(40)。使っているへべすは日向市の黒木洋人さん(32)が育てたものだ。
2人の出会いは2013年の冬…
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朝日新聞社会部