東京都調布市の都営アパートの一室で住人の山本一夫さん(89)が殺害された事件で、室内から1人分の靴跡が見つかっていたことが、捜査関係者への取材で分かった。ベランダで血痕のようなものが確認されており、警視庁調布署捜査本部は犯人が土足でベランダから出入りした可能性があるとみて調べる。
捜査本部によると、山本さんの頭や首などには数十カ所の傷があったが、17日に実施した司法解剖の結果、死因は流れ出た血が気道に詰まったことによる窒息死だった。遺体はベッド上から動かされた形跡がなく、捜査本部は就寝中に襲われたとみている。
捜査関係者によると、16日に遺体が見つかった際に玄関の鍵は掛かっていたが、一部の部屋の窓は開いていた。ベランダの柵などに血痕のようなものが複数あり、捜査本部が鑑定を進めている。【神保圭作、深津誠、春増翔太】