創業79年のサムスン、初めてトップ逮捕

創業79年のサムスン、初めてトップ逮捕

2017年02月17日07時27分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が16日、ソウル地裁で令状実質審査を終え、裁判所の庁舎を出ている。
  李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長(49)が17日、朴槿恵(パク・クネ)大統領と崔順実(チェ・スンシル)氏に賄賂を渡した容疑で逮捕された。

  ソウル中央地裁のハン・ジョンソク令状担当部長判事は逮捕状を発付し、新たに構成された犯罪容疑と追加で収集された証拠資料などを総合すると拘束の理由と必要性が認められると判断した。

  1938年に三星商会として創業してから79年、サムスングループのトップが逮捕されたのは今回が初めて。

  創業者の故李炳哲(イ・ビョンチョル)会長は1996年に韓国肥料のサッカリン密輸事件で危機を迎えたが、次男のイ・チャンヒ韓国肥料常務が特定犯罪加重処罰法違反などの容疑で逮捕され、韓国肥料を国に献納した後、李炳哲会長が第2線に後退するラインで締めくくられた。

  李健熙(イ・ゴンヒ)会長は1995年に盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の不正資金疑惑に関連して執行猶予、2005年には「サムスンXファイル」、2008年には不正資金と不法的な経営権継承事件などで検察に召喚されたが、すべて執行猶予判決で危機を免れた。

  李副会長は2014年5月に李健熙会長が心筋梗塞で倒れた後、グループの実質的トップとなった。サムスンはリーダーの不在で当分は大きな影響が避けられないとみられる。
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