子供達がご飯を食べてくれない理由は不味いからでした。
私はよく子供たちにチャーハンを作ります。刻んだしいたけやナルト、人参、ピーマン、干しエビ、卵。お野菜たっぷりでひき肉やウィンナーを入れて栄養もたっぷりです。
私の作った美味しいチャーハン。子供達はいつも取り合いになって喧嘩をしてしまいます。
『少ない方がいい。』と。
『俺、少ないほう~!!』『あたしも少ない方がいい~!!』なんて少ないほうを取り合っていつも大喧嘩です。私は変な所でポジティブなので『今日はお腹がいっぱいなのかな?』『嫌いな野菜が入っていたかな?』『飽食の時代だな~。』なんて呑気に二人を静観していました。
ポロッと出た本音にショックを受ける。
ある日『今日の晩御飯は何にしよっかね?』と聞くと『う~ん』と悩む子供達。朝炊いたご飯が少し残っていたのを思い出したので『そうだ!!チャーハンにしよう!!お野菜も食べられて美味しいよ☆子供大好きチャーハンにしよう!!』と提案すると、5歳のぎゅうちゃんが一言。
『やだ。マッジ。』
マジで震えた。ぎゅ、ぎゅうちゃん・・・。小さな頃から可愛い可愛いと手塩にかけて育ててきた私のマイエンジェルぎゅうちゃん。ついこの前まで『俺、ママの作るご飯大好き(〃^∪^〃)』と食べないくせに褒めてくれていたじゃないか!!
私の異変を察知したぎゅうちゃんは『嘘だよ。ママ。俺、ママの作るチャーハン大好きだよ☆今日はチャーハンがいいな!!』なんてフォローするも時すでに遅し。遠くの方で妹の3歳パープーが『あたしはカップラーメンがいい!!』と騒ぐ声が聞こえたけど聞こえないふりをして一人途方に暮れた。
結局この日はカップ麺を三人で分け合って食べる事にした。
私は料理が下手なのか?
子供たちがご飯を食べてくれない理由。それは、
私の作るご飯が不味いからでは無いか?
いや、そんなはずない!!我が家の子供達は買ったお弁当も外食もあまり食べないし、おばあちゃんの作ったご飯だって少ししか食べない。私に問題は無いはず・・・。
結婚していた時も今も。自分では美味しく作っているつもりだし、元旦那にも料理の腕前を褒められた事もある。だが、全て私を思いやっての言葉であって、真実では無いのではないか?ぎゅうちゃんの『マッジ。』こそが私の料理の全てなのではないだろうか?
ぎゅうちゃんの本気の『やだ。マッジ。』は私の心に深く突き刺さった。(ちなみに給食はおかわりするほど食べる。)
まとめ
ぎゅうちゃんの思わず出た本音にショックを受けてしまったものの、もっと子供が食べやすくて美味しいご飯を頑張って作ろうと思いました。
お家のご飯が美味しくないのはやっぱり辛いですよね。一生懸命作って食べて貰えないとイライラするのでつい手抜き料理になっていましたが、このままだと食べない現象が深刻化しそうなので、キャラクター型に切り抜いたり、可愛く盛り付けしたり。少し考えてみようと思いました!!くだらない話を最後までありがとうございました!!