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くるくる!クルマ業界裏話

クルマに関する裏話をコソーリ教えるブログです

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素人なら『ポリマーコート』を選べ!ピカピカレインの裏話

裏技・豆知識

くるまるです。

以前、ガラスコーティングについて詳しく調べてみました。

この時には、専門店や車両購入店の提携先で施工してもらう

『プロによるガラスコーティング』

が必要かどうかを中心にお話をしました。

 

ガラスコーティングが世間で、

「ガラスコーティングすれば洗車しなくていい」

と間違った情報が認識されている件についてお話しをしました。

みんな勘違い!?ガラスコーティングの裏話 - くるくる!クルマ業界裏話

 

実は『洗車が必要』なのはもちろんのこと、コーティングされた車にはメンテナンスが必要なことがご理解頂けたと思います。

 

しかしこの『大いなる勘違い』は、

  • 「洗車は大変だからあまりやりたくない。」
  • 「できるだけ洗車の手間を省いて車をキレイに保ちたい。」
  • 「でも駐車場は屋根がない、いわゆる青空駐車場。」

 

こういった思いを持った方々の

「車を洗わなくてもピカピカのままになるようなモノがあればいいな」

という願いが勘違いを生んでしまったのではないかと思います。

 

あなたもその内の一人だったのではないでしょうか?

 

【目次】

 

 

雨で汚れを洗い流すコーティング剤?

以前の記事に『ピカピカレイン』という商品についてコメントや意見がありました。

 

私もラジオ通販での宣伝をよく耳にしており、気になっている商品でした。

たしか・・・

「3年間ノーワックス」

「雨で汚れを洗い流す」

「フェラーリなどの外車ディーラーで使われている」

こんな内容だったと思います。

 

これが本当ならこんなすばらしい商品はありません。

特に気になるのは

「雨で汚れを洗い流す」

この部分ですよね。

 

商品名が印象的なので、『ピカピカレイン』とインターネットで検索してメーカーサイトにアクセスした人も多いのではないでしょうか?

 

▼メーカ―サイト

 

メーカーサイトを見ていると、

『ピカピカレイン』という商品にはたくさん種類がある上に、価格もそんなに差がありません。

はっきり言ってどれを選んで良いのかイマイチわかりませんw

 

そして

 「雨で汚れを洗い流す」

の宣伝文句が見当たりません。

 

でも『ピカピカレイン』というネーミングはいかにも「雨で汚れを洗い流す」から由来してそうな名前です。

 

ピカピカレインといえばガラスコーティング剤

ひとまずサイトには比較図があるのでピカピカレインは4択の中から選ぶようです。

 

至高の輝きを味わいたい方へ

ピカピカレインプレミアム(滑水加工)

画像をクリックでメーカーサイトへ▼

 

水滴を弾く感覚が気持ちいい

ハイパーピカピカレイン(撥水加工)

画像をクリックでメーカーサイトへ▼


水の跡が気にならなくなる

スーパーピカピカレイン(親水加工)

画像をクリックでメーカーサイトへ▼

 

素材の色を保ったままコーティング

ニューピカピカレイン(親水加工)

画像をクリックでメーカーサイトへ▼

 

どうやらこれらの商品はプロの手を借りることなく、素人でも「ガラスコーティング」ができるという商品のようです。

 

ガラスコーティングというのは、「二酸化ケイ素」という成分多くが含まれ、化学反応でクリアー層と結合させて皮膜を作っています。

この二酸化ケイ素がガラスの主成分なのでガラスコーティングと呼ばれています。

 

これに対して世の中では「ガラスコーティング剤」と称している商品が数多く販売されています。

 

 ポリマーコーティングの一種であるシリコン(シリコーン)コーティングというのは「ケイ素(二酸化ではない)」を含む高分子化合物です。

 

「二酸化ケイ素」と「ケイ素」は表記すると似ていますが、別物です。

例えて言うなら、「水」と「水素」じゃあ別物ですよね。

 

表記が似ているケイ素のコーティングつまりシリコンコーティングに、さらには輝きを増加させるため成分に「ガラス繊維を加えた商品」というものがたくさんあって、こういった商品は「ガラスコーティング剤」として販売されています。

 

ピカピカレインは施工方法や特性から推測して

素人が取り扱える市販のコーティング剤としては希少な

「本物のガラスコーティング剤」

なのではないでしょうか?

 

 

ガラスコーティング剤という事は野外保管には向かない?

この「本物のガラスコーティング剤」が素人向けにあまり市販されていない理由として大きいのが施行の難しさです。

ピカピカレインはこの「施行の難しさ」を解消しようと開発された商品のようです。

 

その一番の工夫として改善されたのが硬化時間を伸ばした点にあります。

ガラスコーティングは強力な化学変化によって皮膜を形成しますから、プロは温度管理をしながら、硬化する前に素早く、しかも正確にふき取りを行います。

 

その点ピカピカレインは硬化まで12時間と時間が長く、時間をかけて拭き上げてもムラになりにくいという特徴を持っています。

 

ところが、この硬化時間の長さ、具体的には12時間という長さがムラの原因を生む事もあります。

それは硬化までの12時間の間に

雨や散水を浴びてしまったり、鳥の糞や猫などの動物による糞尿や接触といった

外的要因によるものです。

 

硬化時間中にこういった外的要因による影響があると、

たとえ新車であっても表面はムラだらけになってしまい、車は台無しになってしまいます。

 

しかもガラスコーティングは非常に硬い皮膜ですから、ムラなく研磨するのは非常に難しいです。

 

 

ピカピカレインを使ってガラスコーティングをしたいと考えているなら12時間以上、外的要因から守ることのできる車庫が必要となります

 

また、コーティング全般に言えることですが、新車納車直後ではない限り、メーカーサイトの写真のような美しい仕上がりに施行しようと考えている場合、

下地処理が必要です。

下地処理というのはコンパウンドなどによる研磨のことです。

 

クリアー層に汚れが残ったまま上から透明のコーティングをすればどうなるかは想像がつきますよね。

傷(目に見えないレベル)の高さ分クリアー層を削り取り傷の中の汚れやくすみを取り除く必要があるのです。

これを手作業でするのは大変な労力であり、普通はポリッシャーと呼ばれる機械が必要です。

 

それから、ゴムやガラスなど研磨しない部分へのマスキング作業もなかなか大変です。 

 

ガラスコーティングは前回もお話しした通り、汚れを放置したり、手入れを全くしないでいるとガラスコート層にイオンデポジットを生むことになり、かえってキレイになりにくい状態になります。

 

こうした理由からピカピカレインを使ってガラスコートを自分でやりたいと思っている人は・・・

  1. 屋内ガレージ、最低でも雨のかからない大きめのカーポートを持っている。
  2. 新車納車直後、もしくは自分で研磨作業ができる。
  3. ひどく汚れたらその日のうちに洗車できる。

問題は施行自体の難しさというよりも

施行環境と保管場所を整える難しさですね。

 

 

本物のガラスコートを低価格で施行したい。

その為に多少の苦労は我慢できる。

という人にはオススメできる商品です。

 

4種類ありますが、価格差もあまりないので、オールマイティな

 

ピカピカレインプレミアム(滑水加工)

を私はオススメします。

 

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価格:9,850円
(2017/2/15 20:38時点)
感想(1537件)

 

基本的にメーカーサイト か楽天市場でのメーカー販売になり、値引きはなく価格は変わりません。

値引きがないので、楽天カード の利用やセール時のポイントアップを利用した購入がお得な買い方になります。

 

 

でも、ラジオ通販の商品は違ってた

 

実はなんだか

施行もメンテも面倒くさそうな商品だな~

っと、違和感があったのでさらにピカピカレインについて詳しく調べて見ると、

 

ラジオで宣伝、通販していたのは

 

同じメーカーでもピカピカレイン2という商品で、

こっちはポリマーコーティング剤でしたwww

 

画像をクリックでメーカーサイトへ▼

逆転の発想

雨で汚れを洗い流す!

と箱にも書かれています。

 

 

ポイントはコーティング作業の手軽さ

硬化にかかる時間は2時間

という点もガラスコーティングの12時間と比べればリスクはかなり低いです。

コーティングを初めてする人ならこちらの方が施行は簡単そうです。

 

ポリマーコートは施行が簡単な分、持続力は高くありません。

販売ページでも3年間ノーワックスとしながらも半年に1回の施行を勧めていますw

 

ただし、ガラスコーティングのピカピカレインは1回分の容量ですが、ピカピカレイン2は約5回分の容量になっています。


こまめに施行していけばだんだんとボディに定着して、汚れの付着が減るようになり、

洗車のスパンは次第に長くなっていくと思います。

 

 

雨で汚れを洗い流す!の真偽は?

この点についてはある程度の汚れは落ちると思いますが、

ピカピカになることはありえないでしょう。

ひどく車が汚れた場合には基本的には即日洗うようにしましょう。

 

ただ、硬化時間があるという事は化学反応でコーティングさせているという事です。

 

この点においては耐久性や磨き傷や汚れの付きにくさにつながる『硬度の高さ』と関連しています。

他のポリマーコーティングに比べると性能面では高いものです。

また、楽天での評価全体数は少ないものの、2017年2月時点では悪評価が今のところありません。

 

私としては『最新の本物ガラスコーティング剤』ピカピカレインシリーズよりも

ポリマーコートの「ピカピカレイン2」

を試してみる価値があると感じましたw

 

気になった方は是非試して見てください。

 

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