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尾鷲産養殖ブリをベトナムへ
02月09日 19時03分
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海外で日本食の人気が高まるなか、三重県尾鷲市の養殖ブリが、9日、愛知県の中部空港からベトナムに輸出されました。
ベトナムに養殖ブリを輸出したのは尾鷲市の水産加工会社で、これまでは台湾、シンガポール、タイ、マレーシアの4か国に週2回、輸出してきました。
会社ではベトナムでも日本食の人気が高まるなか、現地調査をした結果、需要が見込めることが分かり、去年12月には羽田空港からの輸出を始め、9日からは中部空港からの輸出も始めることになりました。
9日、輸出されたブリは1匹丸ごとと、切り身にしたものを真空パックに入れたものの計30キロ分です。また、マダイも10キロ分、輸出しました。空港では水産加工会社の小野博行社長が旅客機の貨物室に箱詰めされたブリが載せられるのを見守っていました。
小野社長は「将来は中部空港から週に1回、100キロ分のブリを輸出したい。そのためにも海外戦略をしっかり立てていきたい」と話していました。
輸出された尾鷲産の養殖ブリは、10日夕方には、ベトナムの日本食店などで提供されるということです。
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