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厄除け神事“はだか祭”

02月09日 19時03分

厄除け神事“はだか祭”

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さらしに下帯姿の男たちが勇壮にぶつかり合う厄除けの神事、はだか祭が愛知県稲沢市の神社で行われました。
はだか祭は稲沢市の国府宮神社に1200年以上前から伝わる神事で、何も身につけていない神男に触ることで厄を払えると言われています。
9日は県内外から集まったさらしに下帯姿の裸の男たち約8000人が参加し、まず、本殿に願い事を書いた布を結んだ「なおい笹」という大きな青竹を奉納しました。
このあと、ことしの神男を務める愛知県清須市の会社員、松岡武弘さん(30)が参道に登場すると、まつりはクライマックスを迎えました。
時折、雨がまじる肌寒い天気のなか、男たちは体から湯気を立ち上らせながら、神男が境内の神殿にたどりつくまでに少しでも触ろうと激しくぶつかりあっていました。
神社では、10日午前3時に神男が集めた厄を餅に移した上で、餅ごと土に埋めて祭りが終わります。

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