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“夢や目標が台無し許せない”

02月09日 12時31分

“夢や目標が台無し許せない”

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3年前、名古屋市で知り合いの女性を殺害したほか、仙台市で同級生2人に劇物のタリウムを飲ませて殺害しようとした罪などに問われている元女子大学生の裁判で、タリウムを飲まされたとされる高校の元同級生は「視力が低下し、普通にできていたことが難しくなった。夢や目標を台無しにされ、許せない」と述べました。
9日の裁判では、平成24年、元女子大学生と同じ高校の元同級生で、2度にわたりタリウムを飲まされたとされる男性の証人尋問が行われました。
男性は視力低下などの症状が現れ、「いまも特殊な機械を使って、大きさを5倍にしないと手元の文字が読めないほど視力が低下した。
普通にできていたことが難しくなり、夢や目標を台無しにされ許せない。被告には一生刑務所にいてほしい」と訴えました。
また、高校のときの元女子大学生の印象について、「話したことはないがテンションが高く宗教の話をしていた。同じクラスの別の男子生徒2人に大丈夫だからと言って無理やり謎の粉をなめさせているのを見たことがある」と証言しました。
弁護側は「被告は複雑で重い精神発達上の障害などから相手が死亡する可能性を考えられなかった」として殺意を否認し、無罪を主張しています。

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