02月09日 09時34分
8日夜、名古屋市中村区で、パトカーに追跡されていた軽乗用車が赤信号を無視して住宅の壁に衝突し、警察は車を運転していた53歳の男を信号無視の疑いで逮捕しました。
8日午後11時半ごろ、名古屋市中村区の一方通行の道路で、逆の方向に止まっていた軽乗用車をパトロール中の警察官が見つけ、職務質問をしようとしたところ車は逃走しました。
警察がパトカーで追跡し止まるよう求めたところ、車は赤信号を無視してさらに逃走し、赤信号の交差点から1キロあまり離れた中村区中村本町の住宅の壁に衝突して止まりました。
警察は車を運転していた自称・名古屋市中村区の作業員、井本敬二容疑者(53)を道路交通法違反の信号無視の疑いで逮捕しました。
住人にけがはなく、調べに対して容疑を認めているということです。
警察によりますと、井本容疑者からは基準値を超えるアルコールが検出され、運転免許証は去年8月に失効していたということです。
追跡中の車が事故を起こしたことについて、愛知県警察本部地域総務課の長江一三次長は「現時点では適正な職務執行と考えています」とコメントしています。
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