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はしか 工場などで11人感染

02月09日 09時34分

はしか 工場などで11人感染

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肺炎や脳炎を起こして命に関わることもある「はしか」に、三重県多気郡の工場の従業員を中心に11人が感染していることがわかり、三重県は集団感染の可能性があるとみて、感染経路などについて調べています。
はしかは発熱や咳などの軽いかぜのような症状の後、39度以上の高熱が出て、顔や体に発疹が現れるのが特徴で、肺炎や脳炎などを起こして死亡することもあります。
三重県によりますと、2月2日に多気郡の工場に勤務する10代の女性がはしかと診断されたことから調査したところ、ほかにも同じ工場に勤務する20代から40代までの男女、あわせて9人の感染が確認されたということです。
さらに、松阪市内の医療機関に勤務する女性の感染も確認され、8日までに感染者はあわせて11人となりました。
三重県は、工場での集団感染の可能性があるとみて、ほかにも感染した人がいないかや、感染経路について調べています。
はしかは、おととし、WHOが日本の国内に土着のウイルスがいない「排除状態」になったと認定しましたが、去年、関西空港の従業員などの間で集団感染が起きるなど、去年1年間に全国で159人が、はしかと診断されています。

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