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HTC、モバイルVR製品を年内に発売へ

2017/02/16 08:04
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 HTCはまもなく、移動中でも使用できる新しい仮想現実(VR)機器を発売する。

 この機器は、HTCの新しい主力スマートフォン「U Ultra」に対応する。しかしHTCによると、サムスンの「Gear VR」のような、ただのシンプルなヘッドセットではないという。

 ヘッドセットを装着したユーザーをコンピュータが生成したデジタルの世界に没入させるVRは、この数年間でたちまちIT業界に広がった。HTCは、動作に高額で高性能なPCを必要とする「Vive」システムを投入し、ハイエンド分野に勝負を賭けた。しかし、Gear VRやGoogleの「Daydream View」など、安価なヘッドセットにスマートフォンを挿入するだけで動作する、より手頃な価格の選択肢が存在する。そこでHTCがViveに続く製品として投入するのは、これら2種類のシステムの中間に位置するものになる可能性がある。

 「モビリティとVRを結びつけるという点で良い計画がある」と、HTCのグローバルセールス担当プレジデントを務めるChia-lin Chang氏は、シンガポールで開かれたHTC Uシリーズのローンチイベントでインタビューに応じて語った。

 「Viveは非常にハイエンドな製品であり、当社は数カ月のうちに、モビリティとVRに関する計画を明らかにするつもりだ。それは、ヘッドセットにスマートフォンを挿入するものではない」「それとは異なるものになる」と同氏。

 Chang氏はまた、この謎のVR製品を2017年中に発売するとした。

 「当社はVR企業であり、他にはないものを提供する」(Chang氏)

 

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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