トランプ氏との近さ誇示=野党、対米追従を懸念―安倍首相
時事通信 / 2017年2月14日 20時38分
先の日米首脳会談をテーマとした14日の衆院予算委員会の集中審議で、安倍晋三首相はトランプ大統領と緊密な信頼関係を構築できたと成果を誇示した。一方、野党側は、日本がひたすらトランプ政権への追従姿勢を取るのではないかとの深刻な懸念をあらわにした。
「人種差別で社会の分断をつくる大統領と親密な関係になれば、首相や日本に厳しい目が向けられる」。民進党の前原誠司元外相は、首相がトランプ氏に近づき過ぎることには「リスクがある」と指摘した。
これに対し、首相は「トランプ氏と親密な関係をつくり、それを世界に示す。それしか選択肢はない」と強調。さらに、「トランプ氏との会話について、ぜひ教えてもらいたい、電話会談でもいいからと、多くの要望が殺到している」と紹介し、トランプ氏と各国首脳との「橋渡し役」を務めることに強い意欲を示した。
前原氏はまた、トランプ氏がイスラエルの米大使館をエルサレムに移す意向を示し、波紋を広げている問題を取り上げ、「中東和平の構図はごろっと変わる。第5次中東戦争が起きるかもしれない」と指摘し、明確に反対すべきだと主張した。しかし、首相が論評を避けたため、前原氏は「猛獣に従うチキンのようだ」と皮肉った。
[時事通信社]
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