こんにちは、みやもです。
ぼくは16歳くらいまでコミュ症で人生の半分くらい友達が全然いませんでした。
その経験から、徐々に友人ができるようになってきてからは人に気を遣い、どんな人とも嫌われないように接するようにしてきました。
「人に嫌われることはダメなこと」だとぼくは思い込んでいたのです。
しかし、人に嫌われないように接していると自分の本音が言えません。
嫌いな人にもおべっかを使うし、行きたくもない飲み会やイベントにも「付き合い」で行かなくてはなりません。
そうすると、自然とお金も時間もどんどん消費されていきますし、ストレスも溜まっていきます。
そんな自分に「ぼくは何がしたいんだろ?」と呆然としたことが何度もあります。
ですが、今まで培ってきた人間関係と世間への自分の「顔」がありますから、それを壊すのが怖くてずっと我慢してきたんです。
ブロガーになって自分の本音をさらけ出し、嫌われるようになった
ぼくは2年前からブロガーとして活動を始めて、自分の思想や本音をブログで社会に発信するようになりました。
「結婚式には行かない」、「付き合いの飲み会には参加しない」、「仲間教が大嫌いだ」。
そんなことをはっきりと口に出すようになったのです。
すると、そんなぼくに嫌悪感を感じた人はどんどんと離れていきました。
昔、とてもお世話になった社長には「おまえのやってることはつまらない」とまで言われて関係を切られました。
数字というのは正直で、あるブログを書いたお陰でフェイスブックの友達を20人以上一気に外されたこともあります。
しかし、ぼくはそれでも自分の意見を率直ににブログに綴り続けてきました。
すると、いつしか「炎上ブロガー」として知られるようになったのです。
好奇心でグーグル検索に「自分の名前」を打ち込んでみたら、、、
そして、去年の年末、それを象徴するような出来事がありました。
ぼくはある時、なぜかふと自分の名前をグーグル検索に打ち込んでみたくなったんです。
いわゆるエゴサーチというモノで、ぼくは好奇心でグーグルに「宮森はやと」と打ち込んでみました。
すると、ぼくはその関連キーワードに唖然としてしまったんです。
宮森はやと バカ、クズ、きもいって。。。。笑
「どれだけネガティブワードで検索されてるんだよ!」と。
ぼくはこの出来事がきっかけで「自分は本当に嫌われ者になってしまったんだ」と、はっきり自覚したのです。
嫌われることで特に実害はない
こうやって書くと、さもぼくは不幸のように見えるかもしれません。
が、特にそんなことはありません。
嫌われることで私生活に実害は全然ありませんしね。
ネットでちょっと悪口を言われる程度です。(一度深刻な大炎上を経験したんですが、普通に生きてればまず出くわすことがない出来事なので、それは省きます。)
嫌われることのメリット。それは人間関係が最適化できること
ぼくは嫌われることのデメリットよりも、むしろメリットの方がたくさんありました。
- 行きたくない飲み会にそもそも誘われない
- ぼくのことを嫌いな人はハナから近寄って来ない
- 余計な付き合いがなく、過去の人間関係を引きづらない
- 自分の時間に余裕ができる
自分の意志をブログで社会に発信し、率先して自分で嫌われにいったからこそ、このようなことが起こりました。
そして、ぼくのことを好いてくれる人だけがぼくの元に集まるようになり、嫌いな人は寄って来なくなったので人間関係で悩んだり、他人を疑ったりという余計なストレスがほとんど皆無になったのです。
このように嫌われることの最大のメリットは、人間関係が最適化され、人間関係がラクになることです。
先日、カフェで小学校からの幼馴染と偶然に会う機会がありました。
ぼくが黙々とPCで作業してる時に、気がついて声をかけてきてくれたんです。
実に5,6年ぶりくらいの再会だったとおもいます。
ぼくがブログをしていることは小中学校の同級生でも有名なようで、やはりぼくのことをよく思ってない人もいるようです。
ですが、幼馴染は「アンタはアンタのままでいいんだ。」とそのままのぼくを受け入れてくれました。
幼馴染がぼくのことを嫌いであれば、きっとカフェでぼくを見つけても声をかけてきてくれなかったでしょう。
ぼくのブログを読んでもいくらかの好意を抱いてくれたからこそ、声をかけて来てくれたのだと感じてます。
八方美人に生きて中途半端な人間関係を築いているとると、どうしても必要のない人間関係に縛られたり、余計なコミュニケーションが増えてストレスを感じてしまいます。
そして、自分の本音を塞ぎこんでしまいます。
嫌われることって悪くおもわれがちだし、それができない人がほとんどです。
しかし、自分の意志をはっきり表明して必要のない人からは嫌われることで人間関係はとてもラクになるので、ぜひ実践してみるといいですよ。
ブログだとそれがしやすいです。
嫌われることのメリットをもっと深く知りたい人には、格闘家青木真也さんの「空気を読んではいけない」はとてもおすすめです。
はじめの見出しがもう痛烈で「人間関係を始末する」から始まるんですよ。笑
本の中身もとても響く内容です。
僕は「友達だから」という理由で行動を共にしたり、ましてや一緒に仕事することはない。
いかなる相手でも互いにメリットがあるから関わるというスタンスを保つようにしている。
(中略)
友達との関係を維持するために、時として自らの考えや信念を曲げてしまうことはないだろうか。
頼みごとをされて断れなかったり、やりたくもないこともやらなければいけなくなる。
友達というしがらみのために、そんな窮屈な思いをするくらいならば、互いの人生において、最初から違う道を歩んでいた方が幸せなはずだ。
まさにその通りだとおもいませんか?
青木さんの腹の底から出てくる本質的なメッセージに多くの気づきをもらえるでしょう。
文句のない名著なので、ぜひご堪能あれ。
嫌われる勇気を持って、一歩踏み込んでみましょう。
それでは今日はこの辺で。
わっしょい!