社会
タクシー強盗未遂の疑いで22歳の男と16歳少年を逮捕
(山口県)
1月25日、宇部市でタクシーの運転手に包丁を突きつけ、金を脅しとろうとしたとして、警察は、22歳の男と16歳の少年を強盗未遂の疑いで逮捕した。強盗未遂の疑いで逮捕されたのは、宇部市則貞の自称建築業・村上佑輔容疑者22歳と、市内に住む16歳の無職の少年。宇部警察署によると、1月25日の午前0時40分ごろ、宇部市明神町の路上で、16歳の少年が、車内のタクシー運転手に包丁を突きつけ、「おい、金をだせ」と脅して金を奪おうとした疑いが持たれている。タクシー運転手が車を急発進させたことから、男は何もとらずに逃げていた。宇部警察署は、事件があった日に、別の恐喝未遂事件で16歳の少年を逮捕していて、調べを進める中で、少年の自供などから村上容疑者の関与が浮上し、強盗未遂の疑いで2人を逮捕した。警察は村上容疑者が指示役だったと見ているが、警察の調べに対し、村上容疑者は「知らない」と否認しているという。タクシー運転手を狙った強盗未遂事件の1時間あまり前には、市内にあるホテルの事務所でも強盗未遂事件が発生していて、宇部署ではこの事件も2人の犯行ではないかとみて調べている。[ 2/14 19:58 山口放送]