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【ドラニュース】

柳、低めへ徹底

2017年2月15日 紙面から

ブルペンで投球練習する柳=北谷球場で(黒田淳一撮影)

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 いよいよ背番号17が実戦でベールを脱ぐ。中日のドラフト1位・柳裕也投手(22)=明大=が15日の練習試合、韓国・KIA戦(北谷)に実戦デビューする。中継ぎで登板予定のルーキーは前日の14日にブルペンで51球を投げて調整。この日は母・薫さんが北谷球場を訪れ、プロ野球選手となった愛息の練習を見守った。“プロ初登板”に備えた仕上がりを母に見せた柳がマウンドで結果を残す。

 ドラフト1位右腕の実力が試される時が来た。中継ぎで登板予定の15日のKIA戦を見据えて柳はブルペンに入った。ストレートにカーブなどを織り交ぜて51球。試合を想定してノーワインドアップ、セットポジションでも腕を振った。これまでよりも低めにコントロールされたボールを何度もミットに収めていく。初の対外試合に向けた最終調整は万全だ。

 「低めに投げることを意識しました。(明日は)とにかくいい結果を残せるようにしたいです。しっかりいいボールを投げられて結果もついてくればいいです」

 徹底した低めへの制球にこだわりを見せる。理由は明らか。10日のシート打撃で打者6人に対して、ゲレーロに浴びた本塁打を含めて3安打を許した。「球が高いから打たれました。それが一番」。反省を踏まえた上のこの日のブルペンだった。「とにかく低めに投げること。それを徹底していく」。球が高めに甘く入れば、簡単に打たれる。プロのレベルを肌で感じただけに、低めへの制球を初実戦の最低ノルマに掲げた。

 

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