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担任「用事は父の見舞い」対応後回し説明

 愛知県一宮市立浅井中学校3年の男子生徒(14)が6日に大阪市のビルから飛び降り自殺した問題で、一宮市教育委員会は15日、担任の男性教諭(47)から事情を聴いた内容の一部を公表した。体育祭での生徒のけがについて聞く母親に「用事があるから明日にしてほしい」と答えたことに関し「用事は入院した父親の見舞い」と述べたという。

 市教委は弁護士や保護者代表などを含めた第三者委員会を今週中にも設置し、自殺に至った背景や原因などを調査する。

 市教委は担任教諭が昨年9月、体育祭で生徒が両手の指を骨折したことについて母親から問い合わせがあった際に「用事があるから明日にしてほしい」と答え、打ち上げに参加したとしている。

 これについて担任教諭は市教委の聞き取りに「用事は入院した父親の見舞いで、身内のことなので言えなかった」と釈明した。打ち上げへの参加に関しては「行ったかどうか、覚えていない」と述べ、「今、考えれば生徒の見舞いに行くべきだった」と反省していたという。

 担任教諭は生徒へのいじめは「断じてしていない」と否定した。【河部修志】

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