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「敵基地攻撃」検討の可能性排除せず

衆院予算委員会で考え示す

 安倍晋三首相は14日の衆院予算委員会で、日本が攻撃される前に敵のミサイル発射基地などを破壊する「敵基地攻撃」について、検討する可能性を排除しない考えを示した。

     首相は「わが国は敵基地攻撃能力を有していないし、有する計画もない」と述べたうえで、「どのように国民を守るか常に検討する必要がある。今までの硬直した考え方でいいとは思っていない。不断に検討しなければならない」と表明した。北神圭朗氏(民進党)の質問に答えた。

     首相はまた、2019年までに米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を運用停止する政府方針について「翁長雄志知事から根本のところで協力してもらえていない」と述べ、方針通りの停止は困難との見解を示した。赤嶺政賢氏(共産党)への答弁。

     衆院予算委は14日、2017年度予算案を採決する前提の中央公聴会を21日に開くことを与党などの賛成多数で決めた。【光田宗義】

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