サムスントップの逮捕状再請求=贈賄疑惑で韓国特別検
2017年02月14日 20時14分 時事通信
【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領の親友、崔順実被告らをめぐる疑惑で、特別検察官チームは14日、サムスングループの事実上のトップ、李在鎔サムスン電子副会長(48)について、贈賄などの容疑で逮捕状をソウル中央地裁に再請求したと発表した。
同チームはサムスン電子の朴商鎮社長(対外担当)の逮捕状も併せて請求。地裁は16日、発付の妥当性に関する審査を行い、同日中にも判断を下す。
李副会長が逮捕された場合、韓国最大の財閥サムスンの経営に支障が出るのは必至。財界からは「逮捕された場合、韓国経済に打撃を与えかねない」と憂慮する声が出ている。