アローラ!イエロー(@inahime_poke)です。
日曜日は自分のチームの試合がありました。結果、あと一歩のところで昇格を逃しましたorz
こんな悔しかったのは久しぶり。だいたいこうやって負けた試合で悔しくなると、ぼくは「臥薪嘗胆」という言葉を思い出します。それはぼくが部活をはじめたときのことが影響していたりするのですが…。今日はそんな話です。
…あ、読み方は「がしんしょうたん」です(
自分の中学校のバドミントン部
ぼくがバドミントンをはじめたのは中学生の時のことです。
そのときの顧問の先生はバドミントン経験者ではありませんでしたが、とても熱心で、バドミントン部の担当となったからバドミントンの指導の勉強もされたという、ものすごいエネルギーの持ち主でした。
中学校はじめのプレーヤーがほとんどのチームであるにも関わらず、1つ上の学年では女子が団体戦で大阪府準優勝。近畿大会も1勝してベスト8まで勝ち上がりました。
ぼくの学年では個人戦で大阪府3位、1つ下の学年では団体戦で大阪府3位などがありました(すべて女子の成績)。男子の最高成績は個人戦で全中出場(近畿代表として)や、団体戦では大阪府優勝などがありました。
自分は、バドミントンをはじめたときにそれぐらい熱意を持って指導してくださる先生に恵まれたのです。でもその先生、怖かったんですよw
定期的に「バドミントン部通信」というテキスト中心のプリントを発行してくれていたのですが、だいたい大会では目標よりも下の成績に終わってしまうと、翌日の練習までに大会の反省をガーッとド直球で書いてきてくれました。
ある日、大会で思わしくない結果を残してしまったときに、その顧問の先生が紹介していた言葉がとっても印象に残っています。それが「臥薪嘗胆」です。
臥薪嘗胆という言葉
目的を果たすために、苦難に耐えて機会を待つこと。「臥薪」は固い薪(たきぎ)の上で寝ること。「嘗胆」は苦い肝(きも)をなめること。春秋時代、呉王の夫差は固い薪の上で寝ることで、父親の敵である越王の勾践への恨みを忘れないようにし、ついには会稽山の戦いで勝利した。その一方で、会稽山の戦いで敗北した勾践は、寝室に苦い肝を置き目覚める度にそれをなめることで敗北の恥を思い返し、ついには夫差を滅ぼしたという故事から。
臥薪嘗胆|四字熟語辞典オンライン
はい、もともとの意味はこんな感じですね。
で、だいたい先生は「薪の上で眠るとめっちゃ不快。そのたびに悔しさを思い出していた。」「肝をなめると苦くてマズい。そのたびに悔しさを思い出していた。」という話をしてくださっていた。それはおそらく1回や2回ではなかったはず。だからわりとよく覚えています。
この間の試合後は本当に悔しい気持ちだったので、今回はその「臥薪嘗胆」が自然と頭に浮かびました。
試合の振り返り
大阪の社会人リーグは男子が1部から25部まであります。ルールは2複1単。
ぼくが所属しているのは現在4部のチームです。1つの部に8チームあって、上位1チームが昇格、最下位1チームが降格です(入れ替え戦なし)。
たった1チームしか上がれないので、昇格のためには4戦全勝がほぼ必須の条件となります。うちのチームは3連勝で最終戦を迎えました。相手チームも3戦全勝だったので、勝ったほうが昇格という決勝戦だったわけです。
ダブルスを1-1で終えて、勝負は最後のシングルスに。パッと見でどう考えても技術的に負けてるなーと思う相手だったんですが、負けん気と運動量でカバーしてとった点数が本当にたくさんありました。
1ゲームを奪取し、ファイナルまでもつれ込みましたが最後はあと一歩及ばず。試合後には相手チームからも拍手をもらっているぐらい、本当によく動いてよく戦ってくださったなあと思います。
ヒッティングスキル以外で取れる点数がある。この人から本当に大切なことを教えてもらった試合でした。
技術が未熟でも負けん気と運動量で取れる点数があんなにある。大切なことを教えてくれた。
— イエロー(アローラのすがた) (@inahime_poke) 2017年2月12日
正直、今回うちのチームはダブルスのエースの人が仕事で全試合不在だったため、それで3勝できたのは上出来なのかな…と思わないでもない。次回はそのエースの人がいて、心強い新戦力も加入する予定なので、次こそは昇格したいところ!
あとは今回「シングルスの人におんぶにだっこ」という状態だったので、その状態も脱却したい。できればシングルスのエースは大事な試合に温存しておきたいですからね。ダブルスの強化も半年後までの課題です。自分は今回3勝1敗。でも一番大事な試合で負けてしまいました(他の人達が勝ってくれたからよかったけど)。全勝できるようにまだまだ精進です。。
「臥薪嘗胆」を実践する
昇格を逃したとはいえ、社会人リーグ4部の2位だったので賞状がもらえるんですよね。しかし昇格以外考えていなかったウチのチームにとってこれは皮肉以外の何物でもない。
そんなわけで、来週の練習からはこの賞状を持って練習に行こうと思います。賞状を見るたびに悔しい気持ちが沸々とわいてくるでしょう。
喉元過ぎれば熱さを忘れるとよくいいます。誰だってその時は悔しい。でもそのうち忘れるんですよ。悔しさを忘れないために、臥薪嘗胆。
昇格をかけた最終戦、個人は勝ったけどチームは負け。でも最後のシングルスはどう考えても格上の相手に最後の最後までくらいついたあの姿が本当にすごかった。相手チームからも拍手貰うレベルだったしそれだけのプレーだったと思う。夏こそは昇格を…! pic.twitter.com/tXrsDyU15h
— イエロー(アローラのすがた) (@inahime_poke) 2017年2月12日
きょうの ぼうけんは ここまで
イエローでした~