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【日本の国境を直視せよ!(5)】韓国の竹島不法占拠はなぜ続くのか 「唯一、自分で獲得した領土」民族の悲しい誇り

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【日本の国境を直視せよ!(5)】
韓国の竹島不法占拠はなぜ続くのか 「唯一、自分で獲得した領土」民族の悲しい誇り

竹島に上陸して万歳する韓国の国会議員ら=2016年8月15日、島根県隠岐の島町(AP) 竹島に上陸して万歳する韓国の国会議員ら=2016年8月15日、島根県隠岐の島町(AP)

 現在、要塞の島だった竹島は「安保観光」と称して若者たちがリゾート感覚で訪れ、コンサートを開くような島に変貌した。最近も、慰安婦像の設置計画が浮上するなど、韓国流の“ゴリ押し不法占拠”はエスカレートしている。2013年には日本の人気ヒーロー「マジンガーZ」をパクった「テコンV」なる巨大像をシンボルとして設置する計画もあったが、さすがに国民の反対で頓挫した。もうブラックジョークとして笑うしかない。

 歴史上、長く非統治者の立場だった朝鮮民族にとって、独立は悲願だ。だからこそ、竹島の韓国名は「独島」なのだ。たとえ不法占拠だとしても、「唯一、自分で獲得した領土」との感覚が、民族の誇りにつながっているのだろう。悲しい誇りではあるのだが…。=おわり (フォトジャーナリスト・山本皓一)

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