現代のツーリングモデルとは異なる雰囲気を醸し出すBMW「2000tii ツーリング」を振り返る

 
BMWニュークラス(独:Neue Klasse)とも称される1962年登場のBMW「1500」に端を発する一連のシリーズとしてはセダンボディがラインナップの中心でしたが、その中にはルーフラインを延長し、ファストバックモデルとした”ツーリング”も用意されていました。

BMW「2000tii ツーリング」

今回紹介されているのは1972年式のモデルで、ボディーカラーはポラリス・シルバーメタリック、足元にはアルピナの13インチ径オリジナルホイールが装着されています。

BMW「2000tii ツーリング」

「2000tii ツーリング」に搭載されたエンジンはSOHCヘッドを持つ直列4気筒1990ccで、燃料供給機構としてクーゲルフィッシャーの機械式インジェクションが装着されています。

BMW「2000tii ツーリング」

室内についても、MOMO製のアルピナ・ステアリングが装着されている他、VDO製の水温、油温、電圧の3連メーターがインパネ上に装備されています。
スラントしたテールゲートと短いリアオーバーハングの組み合わせは、その後のE36型3シリーズ・コンパクトを彷彿とさせる佇まいです。
今でも、カッコイイと思える佇まいはBMW流石です!

「2000tii ツーリング」を動画で確認

記事・画像出典:ROAD & TRACK

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