2017年2月14日23時13分
免税店大手ラオックスが14日発表した2016年12月期決算は、売上高が627億円と前年から32・3%減った。営業損益は9億円の赤字(前年は85億円の黒字)、純損益が15億円の赤字(同80億円の黒字)で、ともに赤字に転落した。訪日外国人の「爆買い」失速の影響を受けた。
来店客数は堅調だったが、客単価が平均で約2万2千円と、前年の約3万4千円から下がり、大幅な減収につながった。
このためラオックスは、中国の大手旅行サイトとの提携などで立て直しを急ぐ。17年12月期は、売上高が前年比29・1%増の810億円、営業利益は20億円の黒字に回復すると予測する。
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