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【プロ野球】

「4番・誠也」紅白戦で3の2 新井さんから奪い取る!

2017年2月14日 紙面から

広島紅白戦。7回紅組2死二、三塁、三塁強襲適時打を放つ鈴木=日南で(持木克友撮影)

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 広島・鈴木誠也外野手(22)が13日、今季初実戦となる紅白戦に紅組の「4番・右翼」で出場。3打数2安打2打点と結果を残した。

 プレッシャーなんてどこ吹く風だ。鈴木が持ち味の勝負強さを発揮した。好機で走者をかえし、緒方監督の抜てきに応えた。

 「4番だからといって、ホームラン、長打を打たないといけないというわけではない。意識はしていません。4番目というだけ。5番だろうが6番だろうが、ランナーをかえすのは当たり前。やることは変わらないです」

 6回から始まった紅白戦。3点リードの7回2死二、三塁は先発・薮田の速球を鋭く振り抜き、痛烈なライナーで三塁手のグラブをはじいた。無死一、三塁の9回は中村祐の変化球に泳がされながらも、しぶとく三遊間へ。納得の2打席連続適時打で3打数2安打2打点。4番らしく打線を引っ張り、紅組の勝利に貢献した。

 WBCに出場する鈴木はキャンプ途中にチームを離れるため、開幕までテスト期間は限られる。それでも「4番・鈴木」は間違いなく選択肢の一つとなる。(杉原史恭)

 

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