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【プロ野球】

大谷、100メートル走を12本 離脱後初めてスパイクで打撃練習

2017年2月14日 紙面から

ラグビー場でダッシュを繰り返す大谷(右端)=名護で(佐々木彰尚撮影)

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 日本ハムの2次キャンプが13日、沖縄・名護で始まり、右足首痛で別メニュー調整の大谷翔平投手(22)も再スタートを切った。前日(12日)の自主練習では、チームメートと一緒にアップ、ランニングをこなしていたが、キャンプはやはりアップから別メニュー。それでも進展はあった。

 ラグビー場のサイドライン約100メートルを12本走り、スパイクに履き替えて、地面が土の屋内練習場で打撃練習をした。

 「100メートル(ダッシュ)と言うほどのメニューじゃない。インターバル走みたいなもの」と言うが、ランメニューの種類が増え、強度が上がっている。また、スパイクでの打撃練習は、離脱後初めて。

 前日は2月中のフリー打撃を否定していた栗山英樹監督(55)だったが、この日の大谷の報告を受け「そろそろいろんなことを考え出そうかな。今まで見えていなかった可能性が少し見えてきた」と笑顔。ざっくりとした言い方ながら、キャンプ中に全体練習に合流する可能性を示唆した。

 幼稚園児たちからの「大谷選手、頑張ってー」というかわいらしい声援に、走りながら手を挙げて応えたり、ピオリアではプールで行っていたリハビリメニューを「名護でもできるか?」と問われ、「(プールがないので)海に入ればいいんじゃないですか?」と返し爆笑を誘うなど、大谷の表情も明るかった。(竹村和佳子)

 

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