就活生が気になるTOEICスコア。
私も学生時代TOEIC学習をした理由の1つが就活です。
また新卒の就活時代どうしても大手企業に行きたく就職浪人も経験しましたが、現役時よりTOEICスコアを上げて挑んだ浪人時代の就活はそれで有利に感じることが多々ありました。
今回は、私の実体験を踏まえてTOEICスコアと就活の関係性についてお話しします。
TOEICと就活
約7割の企業が、採用時にTOEIC L&Rスコアをチェック
エントリーシートのTOEIC L&Rスコア記入欄。空欄で出すことに、不安を感じている方も多いのでは!?上場企業を対象にして実施した調査では、採用時にTOEIC L&Rスコアを参考にしている企業は、69.3%。グローバル化に対応するため、業務で英語を使用する企業も増えており、新入社員にも英語力を求めています。スコアがあれば、履歴書の資格欄に記入することも可能。
配属決定時や昇進・昇格時もTOEIC L&Rスコアが影響している
実はTOEIC L&Rスコアが影響するのは、採用時だけではありません。
業務で英語を使用している企業のうち、TOEIC L&Rスコアを入社後に配属先決定の参考にしている企業は約60%。
さらに、昇進・昇格の要件としている企業は15.8%。将来的に要件化を考えている企業も、約半数を占めています。希望の部署に就くことや昇進・昇格を考えるなら、TOEIC L&Rスコアは必須なのです。
学生のうちから英語力を身につけ、就職後もレベルアップしていけば、社会人として活躍できるチャンスも広がるはず!
TOEICハイスコアは就活に有利
私の経験上からも言えますが、TOEICハイスコアが就活に有利なのは間違いない事実です。
誰もが知っている大企業を始め学歴で足切りもする企業が多々ある中で、部活動など特別なことをやっていない私のような高学歴(早慶上智以上)でない一般大学生にとって学歴差を埋めることができる数少ない取り組みの1つです。
なぜ学歴差を埋める取り組みが数少ないかというと、そもそも大学生時代で自分が所属している大学を超えて比較できるツールが少ないからです。
大学の成績・サークル・アルバイトはあくまでその環境下での評価や努力であって、他の大学に通っている学生と優劣を決めることは残念ながらできません。
なので誰もが必ず通る道「大学入試」の結果つまり学歴が重視するしかなくなります。
しかし年間250万人以上の人が受けるTOEICなら学歴差を完全に埋めることができなくても、自分が所属している大学を超えて他の大学の学生と勝負ができます。
そして結果を出せば「少なくても勉強という面で結果を残せる人」という証明ができ、そこで初めて高学歴の人と勝負が可能になります。
では実際に私をTOEICのスコアを軸に現役時代と浪人時代どのように就活が違ったか以下で説明します。
就活現役時代
【現役時のスペック】
- 中堅大学
- TOEICスコア750点
- 2度の短期語学留学(イギリス・アメリカ)
就活現役時代の英語アピールポイントは上記2つでしたが、国際物流の大手企業(近鉄エクスプレス・郵船ロジスティクスなど)では最終面接まで行けたものの、ほとんどの有名大手企業(私の場合は航空会社・メーカー)は履歴書で落とされました。
就活時代超大手志向だった私は国際物流の大手企業の最終面接に落ち悔しく、親の助けもあり英語関係のスペックを上げることを必須条件に、就活浪人をすることを決意しました。
就活浪人時代
【浪人時のスペック】
赤字で書いたところが現役時代と違う点ですが、浪人時代は現役時代の就活とは状況がかなり変わりました。
航空会社で言えばANA・JAL、メーカーは富士重工・日清食品をはじめ受けた大企業で足切りをされることはほぼありませんでした。
ある大手玩具メーカーから海外営業職で個別に連絡をいただき特別な選考を受けることもできました。
結果としては大手企業は私に合わなかったらしくITの会社に進むことになりましたが、TOEICのスコアと就活には間違い無く関係性があることを感じた就活生活でした。
スコアの目安は800点以上?
中堅大学以下の学生でTOEICで学歴差を埋める場合はTOEIC800点以上(最低でも730点)の取得が望ましいです。
私の場合大学に入学したタイミングで受けたTOEICスコアは280点だったので、そこからのスコアアップ過程もアピールしましたが、大事なのはスコアの結果だと感じさせられました。
TOEIC800点は取得するためにはかなりの勉強が必要になりますが、中堅以下の大学生で高給がもらえる大企業に足切りをくらわず選考に進むためには数少ない有効な努力です。
TOEIC学習をするならアルク
私もTOEIC800点越えを達成するためにアルクの通信教育を使っていました。
教材費が数万円するので高く感じる人も多いと思いますが、参考書を利用した独学のみのTOEIC学習やなんとなく語学塾に通うより確実に成果を出せます。
先ほどもお伝えした通り、就活にTOEICを使うためには最低でも730点以上はスコアを出す必要があります。
結果を出すにはアルクはかなり有効な手法の1つなので是非利用してみてください。
最後に
TOEICハイスコアを取得したからといって必ず内定がもらえたり、それ自体で仕事ができる証明にはなりません。
しかしそれを持つ人・持たない人では選択肢の数が大きく異なっていきます。
就活はもちろん仕事やプレイベートでもTOEIC学習に興味がある方は是非トライしてみてください!