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【芸能・社会】又吉の「火花」が映画化 菅田&桐谷W主演 11月に公開2017年2月14日 紙面から お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(36)の芥川賞受賞作「火花」が映画化されることが13日、分かった。同タイトルで、11月に公開される。漫才師を描くストーリーで、又吉の先輩芸人・板尾創路(53)が監督を務め、W主演に菅田将暉(23)と桐谷健太(37)の共に大阪出身の実力派俳優を起用。強力布陣に又吉も「優しいけれど、けんかが強い方々ばかりがそろった印象です。ドキドキしてきました」と興奮気味。大ベストセラーの青春物語がついにスクリーンで再現される。 12日に第2作となる小説「劇場」が完成したことが明らかになった又吉から、またもビッグニュースが飛び出した。 「火花」は、売れない若手漫才コンビ「スパークス」の徳永(菅田)と、天才肌の先輩芸人で「あほんだら」のボケ担当・神谷(桐谷)が出会い、共に過ごした約10年を描いた物語。神谷の恋人で徳永が憧れる真樹役に女優木村文乃(29)。徳永の相方・山下をお笑いコンビ「2丁拳銃」の川谷修士(42)、神谷の相方・大林を元芸人の俳優三浦誠己(41)が演じる。 菅田と桐谷は映画初共演だが、auのCM「三太郎」シリーズの“鬼ちゃん”“浦ちゃん”役でおなじみ。それぞれが関西弁で挑戦する漫才シーンも注目だ。菅田は川谷と、桐谷は三浦とそれぞれ自主練習を重ね、本物のお笑いコンビのようにネタを磨いていく。 菅田は「常に芸人さんの繰り出すパンチが好きで好きで好きで好きで仕方なかった」と大阪出身らしくお笑い好きを告白。「このたびマイクスタンド1本のステージに立たせていただきます」と芸人になりきることを決意。菅田は役柄に合わせ銀髪に染めるという。桐谷は「人に笑ってもらえる最上の喜びと、この上ない困難さ。それをなりわいとする芸人さんは狂気の沙汰。怪物です。役者が芸人を演じるのではなく、芸人を生きます。あーコワ」と武者震いしているようだ。 板尾監督は「板尾創路の脱獄王」(2010年)、「月光ノ仮面」(12年)でメガホンをとっている。又吉にとっては所属事務所の大先輩にあたり、又吉からの信頼も厚いことからオファーを受け快諾した。 3月中旬にクランクインし、物語の舞台である静岡・熱海や東京・吉祥寺でもロケ撮影を行う。 <「火花」> 文芸誌「文学界」の2015年2月号で発表された純文学小説。同年3月に単行本、今月10日には文庫も刊行された。累計発行部数は283万部。第28回三島由紀夫賞候補作となったほか、第153回芥川賞を受賞。昨年6月から動画配信サービス「ネットフリックス」でドラマ化され現在も配信中。同ドラマは26日からNHK総合(日曜午後11時、全10回)でも放送される。 PR情報
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