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【グラニュース】

グラ包囲網を突破せよ Jリーグ・キックオフカンファレンス

2017年2月14日 紙面から

 J1、J2、J3の全54クラブが集まる「Jリーグ・キックオフカンファレンス」が13日、東京都内で開かれた。初めてJ2で戦う名古屋グランパスに対し、各クラブの監督たちはそろって「間違いなく優勝候補」と警戒。一方、グランパスの風間八宏監督(55)は「トレーニングは順調」と仕上がりに自信。1年での昇格へ、強力な包囲網を力ずくで突破する。

 風間監督が率いる新生グランパスは、やはり警戒されていた。昨オフに多くの主力が流出したとはいえ、抱える戦力はJ2では随一。各クラブの監督たちは、こぞってグランパスを優勝の大本命に挙げた。

 福岡の井原監督が「間違いなく優勝候補ナンバーワン」と言えば、京都の布部監督も「風間さんは川崎での実績もある。確実に強いでしょう」と警戒。26日の開幕戦で対戦する岡山の長沢監督も「メガクラブですから。ぶつかっていく構図はできている」と控えめに言った。

 戦力、監督の手腕、さらに予算もJ1クラス。だからこそ、各クラブは大物食いを虎視眈々(たんたん)と狙う。恐縮していた長沢監督も、開幕戦への意気込みを問われると「うちは堅守速攻。粘り強い戦いにはプライドを持っている」と力を込める。さらにグランパスへの対抗心をむき出しにしたのが、松本の反町監督だ。

 「ああいうお金のあるチームは、ビッグクラブの強みがある。監督の年俸は5倍でしょう」と冗談ぽく笑いつつ「実力的には間違いなく一番で、断トツで優勝してもおかしくない。でもJ2は特殊だし、グランパスのような相手だからこそ、みんな目をつり上げて戦う。なかなか勝てないんだよ」と不敵に笑った。

 

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