又吉直樹さんの小説「火花」が映画化へ

又吉直樹さんの小説「火花」が映画化へ
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お笑い芸人、又吉直樹さんのデビュー作で、単行本の発行部数が250万部を超えている小説「火花」が映画化されることになりました。
又吉直樹さんのデビュー作の小説「火花」は、若手のお笑い芸人たちが悩みや葛藤を抱えながら自分たちの理想の「お笑い」を追い求めていく物語で、おととし芥川賞の受賞作となりました。

単行本の発行部数が250万部を超え、ドラマ化もされるなど大きな話題となっているこの作品が、今度は映画の原作になり、ことし11月に公開されることになりました。

東宝によりますと、お笑い芸人としての結果が出ずにくすぶっている青年の役を菅田将暉さんが、そして、この青年が師匠として慕っている先輩芸人の役を桐谷健太さんが演じるということです。又吉さんの先輩のお笑い芸人、板尾創路さんが監督を務め、脚本にも関わっています。

又吉さんは「『火花』は自分の作品ではありますが、舞台に立ったすべての芸人、それを支えてくださった多くの人たちが大切に共有していた風景を、たまたま僕が書かせてもらっただけだと思っています。その風景を板尾さんに預かっていただけることがうれしくてなりません。ドキドキしてきました」などとコメントしています。