13日午後4時15分ごろ、大阪府能勢町下田尻の府道で、横断歩道を渡っていた下校中の小学6年の女児(12)と1年の双子の男児2人(いずれも7歳)の列に軽乗用車が突っ込み、3人をはねた。女児が意識不明の重体。男児2人も重軽傷を負った。府警豊能署は運転していた近くに住むアルバイト、山岡恵子容疑者(61)を自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いで現行犯逮捕した。
豊能署によると、現場は片側1車線のほぼ直線上にある信号機付きの横断歩道。山岡容疑者は、前方不注意が原因とみられる。自宅から町内にある勤務先の介護施設に出勤途中だった。
能勢町教委などによると、3人は町立能勢小の児童で、午後4時ごろ、スクールバスで下校。同10分過ぎに、他の児童とともに約10人で現場近くの停留所で下車した直後、山岡容疑者の車にはねられた。【村上正、米山淳、道下寛子】