Redmine 2.x→3.xへVerUpした時に画面レイアウトが崩れる症状に対する対応方法
Redmine 2.x→3.xへVerUpした時に画面レイアウトが崩れる症状が発生して、困っていた。
この対応方法について、@netazone さん、@g_maedaさんに教えてもらったのでメモ。
二人に感謝。
【参考】
Defect #24617: Browser js/css cache remains after upgrade - Redmine
MAEDA, Goさんのツイート: "@netazone パッチが出てます https://t.co/12AcycptT2"
【状況】
Redmineを2.x→3.xにVerUpした時、ローカルPC上では全く問題なのに、サーバー上でVerUP後、画面レイアウトが崩れてしまう。
その原因がどうしても分からず、結局、リストアせざるを得なかった。
サーバー上でキャッシュクリア、クライアントでクッキーをクリアしても、再現してしまうみたい。
【原因】
@g_maedaさんに教えてもらった下記チケットによれば、VerUp時にjs/cssのキャッシュが残ってしまうのが原因みたい。
Defect #24617: Browser js/css cache remains after upgrade - Redmine
本来は、画面ソース上では、
のように、JSやCSSにセッションIDらしき数字がURLに付加されるのに、なぜか、Ver3.3にVerUpすると、
のように表示されてしまう。
【対応方法】
Defect #24617: Browser js/css cache remains after upgrade - Redmineにあるパッチを当てればいい。
cd redmine/config/initilizers
wget http://www.redmine.org/attachments/download/17275/0001-Adds-asset_id-parameters-to-assets.patch
↓
patch -p1 < 0001-Adds-asset_id-parameters-to-assets.patch
10-patches.rb を入力
↓
念の為にキャッシュクリア
bundle exec rake tmp:cache:clear tmp:sessions:clear
↓
Apache再起動
↓
チケット画面のソースを開くと、JSやCSSにセッションIDらしき数字がURLに付加されている
色々試してみると、下記のパターンになるみたいだ。
・Ver2.xの時は、JSやCSSにセッションIDらしき数字がURLに付加されている
⇒問題なし
・Ver2.x→3.xへパッチを当てずにVerUpすると、JSやCSSにセッションIDらしき数字は付加されない
⇒画面レイアウトが崩れる
・Ver2.x→3.xへパッチを当ててVerUpすると、JSやCSSにセッションIDらしき数字は付加される
⇒問題なし
【疑問】
なぜ、こういう症状が発生したのか?
上記チケットの下記リンクを見ると、Ver4.2.7で廃止されたrails_asset_idメソッドから作ったパッチを当てると、解決できるらしい。
rails_asset_id (ActionView::Helpers::AssetTagHelper) - APIdock
Railsの仕様を完全に理解していないので、調べてみる。
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