トランプ米大統領、安倍首相との「ゴルフ外交」では“黄金ドライバー”使わず
2017年2月13日21時6分 スポーツ報知
トランプ米大統領との一連の外交日程を終えた安倍晋三首相が13日夜、政府専用機で羽田空港に帰国。その後、BSフジ「プライムニュース」(月~金曜・後8時)に生出演した。
強行日程の疲れも見せず、笑みを浮かべて登場した安倍氏。「(トランプ氏との会談の)結果は?」と聞かれると「アーニー・エルスさんにはかないませんでした」と、トランプ氏とのゴルフに同行した南アフリカのプロゴルファーの名前を出し、冗談で返した。
ホワイトハウスでの首脳会談に始まり、トランプ氏の別荘での夕食会や「ゴルフ外交」について安倍氏は「日米の同盟関係が揺るぎないことを内外にしっかり示すことが目的。長い時間、突っ込んだ話することができたことを示す必要があったと思いますが、率直な話をすることができたと思います」と手応えを感じた様子。北朝鮮のミサイルに関して、共同発表を行ったことには、夕食会の途中にトランプ氏から「自分もその場でメッセージを発することにしよう」と言い出したとし、「日米が100%共にあるという姿を示す絶好の機会になりました」と強調した。
また、取材陣には一切公開されなかったゴルフに関しても秘話を一部披露。昨年11月の会談の際にプレゼントした“黄金ドライバー”は「練習で使っていたが、若干合わない感じだったようで、本番では別のを使っていました」と苦笑い。「トランプさんは、特にアプローチがうまくいかないと非常に悔しがる。私は結構いい成績が出ましたよ。プライドがかかっている感じで『負けられない』と…」と話していた。