スキャルピングをメインにトレードされている方のほとんどが、1分足や5分足でトレードをされているようで、15分足でトレードをしている自分は少数派みたいです。
「スキャルピングで15分足とか馬鹿か?」とか「FXでスキャルピングする資格ないでしょ」と笑われてしまいそうですが、今回は私が15分足でトレードをするようになった経緯をブログに書いてみようと思います。
チャート画面がゴチャゴチャしていた
私がスキャルピングでトレードをはじめたのは、昨年の2月にFXを3年ぶりに再開してからです。なので、ちょうど1年が経ちました。
まだまだ新米トレーダーなのは確かですが、ここ最近はトレードスタイルが少しずつ固まってきまして、正直ほっとしています。
それまではいろんなテクニカル指標(最近はインジケーターという人が多いのかな。)を試しながらトレードしていたのですが、どうもしっくりこなくて迷走していました。
一時期はトレンド系とオシレーター系を組み合わせて7、8個のテクニカル指標をチャートに表示させて取引をしていたので、チャート画面がゴチャゴチャして見づらくなっていました。
現在はローソク足と移動平均線、そして一目均衡表の雲の部分だけです。たまに決済するときに迷ったら乖離率を見たりするくらいです。もちろん水平線は引きますよ。
現在のチャートはこんな感じになっています。
以前と比べるとかなりスッキリしました(笑)。
1分足や5分足では値動きに翻弄される
冒頭でも触れましたが、私は15分足を表示させてスキャルピングをしているしている少数派だと思います。
私もスキャルピングを始めた頃は、1分足や5分足でトレードをしていたのですが、短い時間足を表示させると、どうしても値動きが激しく見えて、その値動きに翻弄されてしまうんですよ。
おそらく歳のせいだろうと思っていて、歳とともに反射神経は鈍ってくるので、今後のことを考えると、もう少しゆったりとした感覚でトレードをした方が、自分には合っていると思い、15分足を表示させてトレードをするようになりました。
ゆったりとはしたいけれど、長くポジションを持つのは嫌なので、15分足を使ってスキャルピングをしています。私にはこれくらいが丁度いいです。
15分足はダマシが少ない
15分足というのは、スキャルピングにしては長い時間足ですが、長い時間足なので1分足や5分足と比べて信頼性が高いように感じます。
もちろん、15分足でもダマシはあります。それでも、1分足や5分足を使っていた頃と比べて、あきらかにダマシに引っかかる回数が減りました。勝率もぐんと上がって、1月は初の月単位での黒字を確保することができました。
このまま利益を積み上げていけると良いのですが、きっとそうもいかないと思います。これからも何度も迷ったりしながら成長していくつもりです。
昨年に計上した損失の15万円を、この手法で取り返すことができたら、少しは自身がつくかも知れません。
9割順張り、1割逆張り
私の場合は、20日移動平均線よりもローソク足が上ならロング、下ならショート、というように順張りでのトレードがほとんどです。
もちろん仕掛けるときの細かいルールは他にもあるんですが、ここでは割愛させていただきます。
逆張りは、水平線やキリ番(キリの良い数字ということです。)の節目で反発した場合に軽くやる感じですね。
逆張りをするときは絶対にナンピンはしません。負けるときは損切りして終わりです。再度エントリーすることもありません。
トレード手法が固まる以前は、RSIなんかの指標を頼りに逆張りをやったうえ、含み損が膨らむとナンピンして、さらに含み損が膨らんで、最後は大量の脇汗をかきながら損切りして悶絶する、ということをけっこうな確率でやっていましたね。
もう変な脇汗をかくのは嫌なので逆張りでのナンピンは絶対にやらないと誓っています(笑)。
いつかは多数派になるかも
さきほどから、FXで15分足を使ったスキャルピングは少数派だ、とほぼ思い込みだけで言っていますが、実際のところはどうなんでしょうか。
少なくとも私が読んだFXのスキャルピング本で15分足を勧めているものはありませんでした。ほとんどが、1分足や5分足でのトレードを勧めていましたね。
ちなみに、テクニカル指標でのおすすめが多かったのは、トレンド系ではボリンジャーバンド、オシレーター系ではMACDやRSIだった気がします。
どれも私とは相性が良くなかったので、現在は使っていません。たぶん、私が使いこなせていなかっただけだと思いますけど。
こういうのには流行りがありますので、いつか15分足でのスキャルピングが主流になる日が来るかも知れませんね。来ないと思うけど。
15分足を使ったスキャルピングで何十億と稼ぐトレーダーが出てきたら、きっと流行るんだろうなぁ。
それではまた・・・