お仕事の負荷が上がってくると、「なんか最近ストレスが溜まってきたな〜」って思ってしまいますよね。ストレスを溜めすぎると、イライラしたり体に変調をきたしたり、と何かとよくないことが起こる気がします。
ですが、あんまり緊張感がないのも考えものなのでは。すぐにできることに時間がかかったり、眠くなってしまったり...。昨今の世の中では、「ストレス」という言葉のネガティブなイメージがとても強い気がするので、ストレスなんて極力ない方がいいように感じる人が多そうですが、適度な緊張感というのはやはり必要なのだと思います。
じゃあ、どのくらいのストレスや緊張感が適量なのか?を考えたときに、ちょっと前にベストセラーになった「課長の教科書」というビジネス書に載っていたチャートが、自分にとっては分かりやすかったので、いつも頭の片隅に置くようにしています。
本からテキトーに書き写したので、字がアレですが、チャートは縦軸が仕事のパフォーマンスの高さ、横軸がその人にかかっているストレスの量を表しています。
チャートは、四つのゾーンに分かれています。
- 1は、ストレスが低すぎてパフォーマンスが低下している状態
- 2は、ストレスをかけるほどパフォーマンスがあがる状態
- 3は、ストレスをかけるほどパフォーマンスがさがる状態
- 4は、ストレスが高すぎてパフォーマンスが低下している状態
を表しています。ストレスの量に応じて、このようにパフォーマンスが変わることは、自分が仕事をしている中でもなんとなく実感がある気がします。
理想的といえるのは、2のゾーンにいるときですが、イノベーションを生み出すためには、3の状態で仕事をすることも時には必要であるそうです(スティーブ・ジョブズの下で製品を作るイメージ?)。
この本は、部下のマネジメントについて書かれた本なので、マネージャーとしては部下のストレスレベルが、ゾーン2とゾーン3になるようにコントロールすることと、ゾーン2とゾーン3のメンバの適切な混成比率を見極めること、が大事であると書かれています。
このチャートを見てからは、自分自身が仕事でストレスを感じるときにも、「今自分はどのゾーンにいるのかな?ゾーン1や4に陥っていないだろうか?」と、自分にとってのストレスの適量を意識しながら、仕事に取り組めるようになったと思います。
もともとストレスを管理するのが上手な人にとっては、当たり前すぎる話でつまらなかったかもしれませんが、私がいつもビジネス書や自己啓発本を読む時は、こういう自分にとって使いやすいチャートが一個でも見つかればもうけもの、という位の心持ちで読んでいる気がします。
何か気に入ったチャートを見つけたら、こうして手帳に書き留めておいて、仕事のお守りにしてみるのもいいかも、ですね!それではまた〜。
おまけ
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