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愛知・一宮の中3男子自殺で説明一転、学校“担任のいじめ”撤回
TBS系(JNN) 2/13(月) 19:00配信
愛知県一宮市の中学3年の男子生徒が担任の教師への不信感を記したメモを残して飛び降り自殺した問題で、学校側は説明を一転させ、「担任によるいじめがあった」という発言を急きょ、撤回しました。「大変申し訳なく思っています」(一宮市立浅井中学校 上田隆司校長)
この問題は今月6日、一宮市立浅井中学校の中学3年の男子生徒がJR大阪駅前のビルから飛び降り、自殺したもので、生徒のゲーム機には「遺言」と題して、「担任に人生全てを壊された」などと記したメモが残っていました。
「(男子生徒の)DSのメモみたいなのがあって“僕は死にます”と書いてあった。『先生が嫌い』とはよく言っていた」(男子生徒の友人)
市教育委員会によりますと、男子生徒は去年9月、体育祭で両手の親指を骨折。母親が担任に相談するも、担任は教頭にも報告していませんでした。また、担任は男子生徒にプリントの配布を頻繁に押し付けるなどしていて、両親は学校にたびたび改善を求めていました。
学校側は12日夜の臨時PTA総会では・・・
「驚きの表現としては、『先生による生徒へのいじめだ』と発言」(PTA総会に出席した保護者)
「(学校側は)いじめだと認識していたみたいです」(PTA総会に出席した保護者)
Q.誰によるいじめ?
「担任の先生」
しかし、13日になって・・・
「学校は不適切な対応だったと思っているが、PTA総会では保護者の意向をくみとって、その表現をしました」(一宮市立浅井中学校 上田隆司校長)
Q.いじめがあったか分からない?
「はい」(一宮市立浅井中学校 上田隆司校長)
「担任によるいじめがあった」という12日夜の説明は、保護者の気持ちをくみ取った発言だったと一転、撤回し、担任によるいじめを認めませんでした。
市教育委員会は今後、第三者委員会でいじめの有無を判断するとしています。(13日18:05)
最終更新:2/13(月) 21:08
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