こんにちは、毎週宝くじが当たることを祈っているとっけいです。
夢ばかり見ていないで、そろそろ堅実にお金の運用について知識を身に着けようと「超簡単 お金の運用術」を読んだところ、非常にタメになる考え方が載せられていたので紹介したいと思います。
- 超簡単 お金の運用術
- 「 第二章 超簡単お金の運用法をめぐるあれこれ」がタメになる
- ①「稼ぎ」が一番大切
- ②節約と貯蓄は習慣が大事
- ③不動産で失敗しない
- ④生命保険には極力入らない
- ⑤都会住まいは不要の場合も
- ⑥お金の運用は自分で学ぶ
- まとめ
- おわりに
超簡単 お金の運用術
第一章 超簡単お金の運用法の具体的な手順
第二章 超簡単お金の運用法をめぐるあれこれ
第三章 NISAと確定拠出年金の運用方法
第四章 お金のあれこれ簡単レクチャー
「 第二章 超簡単お金の運用法をめぐるあれこれ」がタメになる
本書タイトルは「超簡単 お金の運用術」ですが、中でも一番タメになるなと感じた「第二章 超簡単お金の運用法をめぐるあれこれ」について紹介させていただきます。
第二章では、人生の豊かさに重要な6つの要素として下記のものが挙げられています。
①稼ぎの多寡
②支出・貯蓄の習慣
③住居・不動産
④保険
⑤自動車
⑥資金運用
一つずつ見ていきましょう。
①「稼ぎ」が一番大切
「稼ぐに追いつく貧乏なし」という言葉があるが、お金が足りない場合にまず考えるべきは稼ぎ、の増加だ。
フリーターと正社員では、約2倍以上も生涯年収に差があることが知られていますが、この差をお金の運用のみで埋める、というのは現実的には難しいでしょう。資産家のように運用元本を多く持っている場合であれば話は変わってきますが・・・
貯蓄にせよ運用にせよ、入ってきたお金から支出を差し引いた残りが元になります。
もう少しお金を貯めたい、増やしたいと考えて支出を切り詰めても限度がありますから、稼ぎが一番大事であるということは言うまでもないでしょう。
どうあがいても入ってくるお金以上に稼ぐことは難しいわけですから、現在のお給料に不満がある場合は、今いる会社で努力を重ねて昇進を狙ったり、あるいは転職や副業といった手段を取る必要がありそうですね。
②節約と貯蓄は習慣が大事
稼ぎ、についで大切なのは、節約と貯蓄の習慣だろう。節約は、賢いお金の使い方と言い換えてもいい。
大企業でお金をたくさん稼いでいるはずなのに、お金を散在する習慣がついていてどういうわけか給料日前にはお金が無くなっているという方によく読んで欲しい項目です。
貯蓄は給料から天引きして残りのお金の中で生活する、というのはお金を貯める上で基本的な考え方ですが、一方で散在して残ったお金を貯金しようと考えている方も多くいます。
まずは、自分の生活に合った生活水準を身に着けて、どれくらいを支出に使うかを把握・計画することが大事でしょう。
③不動産で失敗しない
日本は住居に掛けるコストが大きいし、住宅が障害最大の買い物だというケースが少なくない。住宅と上手く付き合うことができるかどうかが障害を通じた経済生活の豊かさに大きく影響してくる。
住居を購入するにしろ賃貸で住むにしろ、居住費が支出の大半を占めるのは間違いないでしょう。それだけ多くのお金を支払うわけですから、物件はよく調べて慎重に選んだほうがよさそうですね。
特に持ち家にする場合は大きな買い物になりますから、購入した不動産が負担にならないよう考慮する必要があります。
④生命保険には極力入らない
世界の先進国の中でも、日本は、生命保険に掛けるお金が突出して大きい。しかし、特に、若いビジネスパーソンにとって、生命保険は不要だ。既にある程度お金を持っている年代の人には、もっと不要だ。
生命保険は分割で支払っているため気づきにくいですが、住宅と並ぶほど大きな買い物だというのは有名な話です。
病気かかり、高額の医療費を負担する場合にも、一定額以上のお金を支払う必要がなくなる高額療養費制度が健康保険に備わっているため、わざわざ民間の医療保険に入る必要は無いといえるでしょう。仮に入るとすれば、死亡保証掛け捨ての生命保険がいいようですね。
⑤都会住まいは不要の場合も
物の所有へのこだわりを捨てて、不要なものを持たないほうが合理的だとスッキリ理解することは、美しいことだと思う。
近年、話題になっているミニマリストの考え方ですね。
都内であれば車は不要です。
公共の交通機関を使えば不便はしないですし、自動車本体価格に加えて、維持費(車検費用・保険料・ガソリン代・駐車場代)がまるまる浮く計算になります。
どこかで自家用車を売却して公共の交通機関+タクシー利用をしてみたという記事を見ましたが、そちらでも実際の車の維持費などと比較して得だったという結論になってました。
⑥お金の運用は自分で学ぶ
お金の知識を持つ前に大事なこととして、ここでは、二つの「心得」を授けておこう。
(1)自分で完全に理解できていない金融商品を買わないこと。
(2)セールスマン、友人、知人いずれも他人から勧められた金融商品は買わないこと。
株をしている人の中には、この株は勢いがついているからとりあえず買ってみようだとか、これだけ下がった後には急上昇するだろうという見込みで購入する人が多いように思います。こういった方法で成功している人もいるかもしれませんが、長期的にみて成功する購入の仕方とは思えません。
堅実にお金を増やしたいのであれば、長期的な運用を前提としてしっかりと下調べをした上で購入を検討するのが良いやり方といえるでしょう。
また、聞いてもいないのにこういう金融商品があるんだなどと勧めがあった場合は文句なしで疑ったほうがいいでしょう。本当に儲かるのであれば、誰にも言わずに自分で実践しているのが一番の得になるはずなのですから。
まとめ
人生の諸問題をお金の運用だけで解決しない方がいいということだ。
第二章にある一文です。本記事の内容を一言でいえばこの通りですね。運用はお金を増やす上で大きな要素ではない、というのが目からウロコでした。
この記事では、「第二章 運用以前の考え方」についてのみ紹介しましたが、本書の題は「超簡単 お金の運用術」であり、メインで扱っている内容は「お金の運用」ですので、当然お金の運用に関してもタメになる考え方や知識が身に付きます。
運用以前の考え方に加えて、現実的で堅実なお金の運用方法について学びたい方におすすめの一冊です。
Kindle版はなんと34%割引+20%ポイント還元!
おわりに
いかがでしたでしょうか。お金を運用するのはもちろんのこと、運用するための資金を一早く貯めるためにも今回ご紹介したお金の考え方は是非とも身に着けたいですね。
本記事が皆さんのに役立てば幸いです。
ちなみに今日は煮干しの日です。
お金を儲ける革新的なアイデアが欲しいという方にはこちらの記事がおすすめです。
ではさいなら!