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【グラニュース】

風間監督、充実キャンプ「もっと変化させる」

2017年2月13日 紙面から

円陣を組む名古屋グランパスの選手たち=沖縄県南風原町の黄金森公園陸上競技場で(長森謙介撮影)

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 J2の名古屋グランパスは沖縄県南風原町の黄金森公園陸上競技場で練習し、9日間に及ぶ春季2次キャンプを打ち上げた。風間八宏監督(55)は「選手個々の特徴が見えて、充実したキャンプだった」と手応えを強調。さらに、26日に岡山を迎えて行うJ2開幕戦(パロマ瑞穂運動場・午後2時キックオフ)に向け「もっと選手を変化させていく」とチームのさらなる活性化を誓った。

 ミニゲームで体を動かす選手たちを見る風間監督の表情から、キャンプの充実感がうかがえる。「選手たちの特徴がしっかり見えてきたし、いろんなことに挑戦できた。いいキャンプだった」と指揮官は9日間を総括した。

 風間スタイルの基本であるボールを止めて、蹴る、マークを外す練習を徹底的にこなしていたタイとは異なり、沖縄では選手の新たな可能性を模索した。具体的には、和泉や杉森をサイドバックに挑戦させるなど大胆なコンバートを行ったり、7日の広州恒大戦、8日の東京V戦で守備のほころびが明らかになると3バックを試行した。

 1月16日の始動日以降、選手に浸透させてきた理想も実戦で形となって現れた。11日の讃岐戦では主力組が終始ボールを保持して相手を圧倒。指揮官も「最初の頃とは全然違うよね」と称賛するほど圧巻の試合運びだった。

 

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