先日JAL山形便が雪のために欠航になったために航空機遅延補償を申請したお話です。
●航空機遅延補償とは?
文字通り、飛行機が遅れたり、欠航した時に損失を「一部、規約の範囲内で」補償してくれる保険です。
ゴールドカード以上のカードについていることが多い補償です。
●カードによっては「国際線のみ」と「国内線・国際線両方」があります。
全てのカードが全ての遅延を補償してはくれないのです。各カード会社へ問い合わせましょう。
びーすりーが所持しているカードは。。。
・ANA VISAゴールドカード
・JCB ザ・クラス
の4枚。アメックスは持ってますが、これを入れると話がややこしくなるので除外します。
ここで4枚全て「国内線・国際線の両方が対象」なのです。しかし、ANA VISAゴールドカードからは 今回の場合 補償を受けられませんでした。
どうしてでしょう?
●「自動付帯」と「利用付帯」があります
VISAカードは「利用付帯」
JCB カードは「自動付帯」
でした。
※利用付帯・・・そのカードで航空券を購入した時のみに補償が適用されます
※自動付帯・・・このカードで航空券を購入していなくても補償が適用されます。
実は今回、支払いに使用したカードはアメックス(国際線のみの利用付帯)だったので、VISAカードは補償をしてくれなかったのです。
と、いうわけで今回はJCB の3枚のカードが欠航になった補償をしてくれることになりました。
●3枚分の補償を受けられるの?
これ、カード会社によって異なるのでご注意ください。
・JCB の場合は1枚あたり2万円。
・3枚持っていたので限度額は6万円ということになりました。
●いつから、いつまで補償をしてくれるの?
これ、初めて知ったことなんですけど、出発空港の場合、「欠航を知ってから帰宅するまでの分が適用される」(損保ジャパンの場合)そうです。
ちなみに、帰宅していない場合は帰宅するまで、または振替え便に搭乗するまで。が補償対象になります。
え? びーすりー の場合ですか? 実は奥さんの事務所に泊まってパソコンのメンテナンスをしていたので「帰宅していない」だったので、二日後の山形便までが補償対象としてくれました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
●補償内容
ここ、大切です。間違えると大損害ですからね 笑
JCB の場合ですが…
1.出発空港での欠航の場合は帰宅までの食事代
2.旅行途中での欠航、4時間以上の遅延は待った時間に食べた食費と宿代
となります。
必ず領収書を貰うことがポイントです。会社の経費精算と同じですね。
●事前に補償内容を把握していることが大切です
補償内容はカード会社によってわずかですが異なるので、時間がある時に規約を調べておくこと、気になるのとがあったら引受会社(たいていは損保会社)に問い合わせることが大切です。「こんなはずではなかった!」という損害は避けたいものです
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