2017年2月13日15時37分
東京都渋谷区のマンションで2013年11月、生後3カ月の女児が死亡した事件で、傷害致死罪に問われた当時18歳の少女だった被告(21)に対し、東京地裁(家令和典裁判長)は13日、無罪判決(求刑懲役7年)を言い渡した。
元少女は、同居していた女児の母親から面倒を見るよう任されていた女児の首を、ひもで絞めて死なせたとして起訴された。
初公判で元少女は起訴内容を否認。検察側は「面倒を任されるのが不満で、女児の口をふさぐなどの虐待をしていた。死亡時には被告しか室内にいなかった」などとして、元少女が死なせたと主張した。一方、弁護側は「死亡当時は、被告は女児に関わることをやめていた」と反論。女児は栄養不足による衰弱や、うつぶせ寝による窒息で死亡した可能性がある、と訴えていた。
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朝日新聞社会部