藤波ショック「現実感ない」…チャボ・ゲレロさん肝臓がんで死去
2017年2月13日6時0分 スポーツ報知
昭和のプロレスを彩った名レスラー、チャボ・ゲレロさんが肝臓がんのため死去した。68歳だった。息子でプロレスラーのチャボ・ゲレロ・ジュニア(46)が12日、インスタグラムで「今年の1月初旬に肝臓がんと診断されていました。彼は今は天国にいます」と明かした。
藤波はこの日、スポーツ報知の取材に応じ「ショックだし、さみしい。まだ現実感がない」と驚きの声をあげた。
思い出の試合として挙げたのは、78年10月の大阪・寝屋川市民体育館で行われた血染め決戦だった。「あのとき(交際前の)うちの家内が初めてプロレスを見にきてて。あの壮絶な試合がなかったら、結婚はなかった」と告白。チャボさんにその事実を告げたときは「ホントか? それはスゴイな!」と大喜びしてくれたという。
人柄については「全員陽気なゲレロファミリーの中でも飛び抜けて明るいムードメーカーだった。ロスでタッグ組んで転戦したとき、一緒に飲んでは2人で歌って踊って楽しかった」。最後に会ったのは07年4月に無我ワールド・プロレスリングでシングルで対戦したとき。「日本が好きで、ぜひまた呼んでくれと話していた。実現できなかったのが残念」と悔しがった。
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