スタジオパークからこんにちは 宮田圭子 2017.02.13


喜代⇒お話いうのは?忠一郎⇒喜代さん残りの人生、わてと一緒に冒険の旅に出ませんか?ええっ?生字幕放送でお伝えします伊藤⇒きょうのゲストは「べっぴんさん」喜代役の宮田圭子さんです。
高畑⇒ようこそお越しくださいました。
びしっと、お着物姿で。
ご自前のお着物?宮田⇒いえ、私は喜代さんのイメージをなるべく壊さないようにと思って。
お着物はよく召し上がるの?召し上がる?お召しになる?お着物の仕事が本当に多くてお着物を着せていただいているときにはなんらしんどくはないんですけどふだんは浴衣ぐらいです。
つむぎですよね。
喜代さんと比べると雰囲気は残しつつですけど。
若い。
お美しい。
よく言うわ。
何をしていらっしゃいますの?俳優生活50年近くも…。
ちょっと待ってくださいよ計算しない。
どうしたら、こんなに?お聞きしたいですね。
きょうの、今の放送も見ていただきましたが。
ちょっとちょっとなんですか?あれ冒険の旅に出ませんか?って。
あの段階で坂東家に仕えてきたのに忠さんに冒険に言われるという。
私は言われたくないですか?言われたいでしょう?すごく喜代さんでよかったなと思いました。
冒険の旅って何なんでしょうね。
宮田さんは生のトーク番組ご出演は、初めて。
初めてです。
今、お気分は?大阪からやって来ました宮田圭子です。
「のど自慢」に出る人みたいになってますよ。
25番…そんな感じです。
深呼吸して、リラックスして。
喜代さんとは違う一面が。
酸素いっぱい。
本番中に倒れないように気をつけます。
よろしくお願いします。
「べっぴんさん」のお話はもちろんですし俳優人生にも、宮田さんにぐぐっと迫ってまいります。
宮田圭子さんへの質問メッセージお待ちしております。
お席にお願いします。
歩く姿がお美しい。
伊藤⇒改めてご紹介しましょう本日のゲスト俳優の宮田圭子さんです。
宮田⇒よろしくお願いします。
高畑⇒お水もございますので。
好きなときに飲んでいただいてかまいませんので。
初出演です。
ようこそ。
早速なんですけど、宮田さんメールが届いております。
福井県の50代の女性の方からです。
喜代さん、お出ましお待ちしておりました。
坂東家を陰ながら支える喜代さん。
決して出しゃばらずそれでいてみんなを導き支える姿が、りんとしていて演技から宮田さんのお人柄がうかがえます。
品のよい所作、きれいな日本語よき日本女性の見本のようですてきだなと拝見しています。
首を横に振っていらっしゃいますけれども。
ありがとうございます。
画面を通して皆さん感じていらっしゃる。
群馬県の方からです。
けさの「べっぴんさん」も楽しく拝見しました。
喜代さんが、私は何を残してきたんやろうっておっしゃっていましたが私は声を大にして言いたい。
喜代さんがいてくださったからこそ、すみれちゃん家族はじめ周りのみんなが幸せになれている。
すてきな王子様、忠さんが白馬には乗ってではないですが現れてよかったです。
喜代さんの清そなお姿私の憧れです。
私は何を残してきたんだろう?ってすてきなせりふですよね。
私もそう思います。
いいせりふです。
こういう展開になるということは最初から分かっていらっしゃったんですか。
分からないです。
こういう長編のドラマって大まかな骨組みはあるんでしょうけれど、本当に私も忠さんも、どうなるのかは全く最初からは分かりません。
まさかの冒険の旅というね。
あそこで終わっちゃうんですものね、きょうね。
あしただ。
見なあかん。
ご出演になって喜代さんの反響みたいなものは?私は現実に、喜代さんってあまり歩いていたり暮らしていて言われることはないので。
ふだんが分からないから。
雰囲気が違うから。
本当にひどい格好をしていますから。
いやいや。
たぶん分からないんだと思います。
何かこれだけは注意することとかは?喜代さんで。
最初に、こういう役ですと説明していただいたときにお母様が亡くなられてすみれさんとゆりさんのそばで優しさだけは求められました。
そのときに普通だったらちょっと子どもたちにとって嫌な面ちょっと叱ったりきつかったり煙たかったりそういう面はいりませんか?と聞いたらいらないって言われました。
本当に優しさだけと言われたんです。
あれ、難しいんですよね。
おうちのことをする役って。
このタイミングであれをして、これをしてって。
本来そんなに優しい人間じゃないから。
ええ?優しさって何だろうなって。
優しそうに見えますよ。
たぶん優しさというのは現場でいろんな、ほかの人たちにも届いているんじゃないかなと思います。
現場の方から応援メッセージが届いています。
芳根⇒宮田さん!大好きです!永山⇒僕も大好きです!初めてのスタジオパークなんですもんね。
伊藤⇒お二人からの応援メッセージが。
宮田⇒ありがとうございます。
高畑⇒大好きですって最初から。
お二人とスタジオで長くすることも多いと思うんですけどね。
ほとんどそうですねおうちですから。
その辺のお話もじっくり伺ってまいります。
スタジオパークではゲストの方にいろいろ視聴者の皆さんに質問を投げかけていただいています。
きょうは宮田さんに書いていただきました。
メールの上手な終わらせ方。
これはどういう…。
なぜそういうことが聞きたい?まだ残念ながら、スマホはデビューしていないんですけどするつもりはあるんですけど。
やっぱりお友達だとかいろいろな方からメールをいただいてお返事をしますよね。
ありがとう、また会いましょうねお元気でね、と言ったら終わったかなと思ったら返事が来るじゃないですか。
若い子は特にね。
まだこんなに丁寧に言ってくださる、と思うからじゃあそうするわね、ありがとうと言ったらまた、はいと返事が来るから。
次から次へとやり取りできますよね。
終わりかなと思ってカバンか何かに入れておいて、出かけて時間がたって見たらまた返事がきているからすごく失礼なことしちゃったなって。
私は文字の数をだんだん減らしていくんです。
ええかげん分かれよって最後は絵文字だけにしたりします。
最後にバイバイという絵文字を出したら終わりかなと思うんですけど向こうも。
減らしていくんですね、文字を。
極端に。
そうするとこない。
でも、これ聞きたいですね。
皆さんも困るんだと思います。
また若い人はすぐに。
LINEとかやっているとね。
分かります。
上手な終わらせ方失礼にならないようにね。
1日、2日続くわけではないから。
相手のことも気遣いながらきれいにすっといい終わり方というのがね。
皆さん実際にこうしているというメールの上手な終わらせ方がありましたらお寄せください。
「べっぴんさん」のお話に入ってまいりましょう。
喜代役、演じていらっしゃいます。
喜代、宮田さんはどういう役柄だと演じて感じていらっしゃいますか。
本当にすみれお嬢様、ゆりお嬢様が本当に小さいときから一緒に坂東家にいるということでお母様がいらっしゃらない時代というのがすぐにきますのでそれからずっとそばにいますのでお嬢様方がお嬢様らしく生き生きと生きてくださって人生を送ってくださればいいなとそれをひたすら望んでいる女性だと思うのと坂東のおうちというのを守る役割というのはあるんだろうなとは思いました。
それを誇りに思っていらっしゃるということかな。
あくまでも坂東家というくくりで?戦争でたくさん私と同じような仕事の女中さんもいらしたり忠さんと同じ執事もいらしたんだけど戦争ということでどんどんお別れしなきゃいけなくなって、私と忠さんだけが残っているんですよね。
3代にわたってね。
それだけを見ても私と忠さんがどれだけ坂東家のためにという志があるかということが分かるかなと思います。
昔はそういうふうに、おうちになさっている方多かったんですよね。
いらしたみたいですね。
家族とはまた別の立場ということですね。
私もこういう親子をやりますと言ったらその時代の、私の先生なんですけれどもこの時代は、そういう人がたくさんいましたよってその人というのは、ただおうちのことをするだけじゃなくてかなり教養もあってかなりお行儀もよくてというそういう方がいらっしゃいましたよというお手紙をいただきました。
そうしなければと思うんですけどちょっと、それはできなかったかもしれません。
いや全然、品があって。
それが表れているという喜代役です。
宮田さんが特に思い入れのあるシーンがあります。
実際に子ども時代のすみれさんが菅野美穂さん演じるお母さんとの最後の別れのシーンです。
はな⇒ゆり、すみれ。
またね。
ゆり⇒はよう元気になってはよう帰ってきてね。
うん。
すみれ⇒お母様、私、私なもろうた人がうれしい思うてくれるような思いを伝えられるようなそういうべっぴんを作る人になりたい。
ええなあ。
なれるよ、絶対。
伊藤⇒宮田さんもちょっと目頭がじわっときていらっしゃいますけれども。
これが、とても思い入れのあるシーン。
実際、宮田さんは、せりふほとんどないですね。
宮田⇒はい、後ろで。
肩のところに、ちらっと映っていらっしゃるだけのシーンですが。
高畑⇒芝居ってこういうのがいいのよね。
高畑さんも、ぐっときていますね。
ほかの方たちも全員が後ろでぐずぐずぐずぐずなっていました。
なぜここがいちばん宮田さんとして思い入れがあるんですか?はなさんの気持ちというのがこのとき本当に出ていたと思いますしそれを喜代として受け止めました。
はなさんが子どもに対してどんな思いがあってこのあとすぐにお亡くなりになっちゃうんだけど子どもたちへまたね、という。
またね、なのね。
そういうことばだけを残して去って行かなければならないはなさんの気持ちを本当に受け止めましたしはなさんの深い子どもたちに対する愛情というものをそれを私は、お母様じゃないけれども、そばでそれを受け継いで2人のお嬢さんに何かお役に立つようなことをしていかなければならないというのは使命としてこのとき感じました。
喜代としての立ち位置をここでご自身もつかんだということですか。
私は、喜代さんにとってはなさんの存在は大きいと思います。
結果的にははなさんとごいっしょのお芝居ってそんなになかったんですけどきっとはなさんは喜代に対して何か優しいことばをかけてくださったりいろいろいいことをしてくださった喜代もそれなりに、ちょっと孤独な人だったんじゃないかなってそこではなさんに、温かいもの優しいものみたいなものを感じさせてくださった方じゃないかなと思うからその恩返しみたいなのもあります。
思い入れのあるシーンでした。
そのシーンについてもメッセージがきております。
大好きな喜代さんへ。
お元気ですか?坂東ゆり幼少期役の内田彩花です。
内田彩花さんからきていますね。
ご無沙汰しております。
撮影時には細かなイントネーションを教えてくださり気さくに話しかけてくださってありがとうございました。
とてもうれしかったです。
毎朝テレビで楽しく喜代さんたちを拝見しています。
またごいっしょできる日楽しみにしています。
四つ葉のクローバーがいっぱい描かれていますよ。
ありがとうございます。
関西弁とかも教えて差し上げたんですか。
彼女は関西の子だから関西弁がしゃべれるはずなんですよ。
やっぱり現代の人ってどうしても東京的。
私も時々標準語が入ってしまうんですけど私が覚えているかぎりはすみれというのは私たちとちょっとイントネーションが違ったと思うんです。
だからイントネーションを教えてあげたことはあります。
神戸ご出身ですからその辺のイントネーションの微妙な違いっていうのを教えてくださったんですね。
ありがとうございます。
彼女にとっても大事なシーンだったとは思います。
それから喜代とすみれの2人のシーンへと続くんですが2人の関係性を表しているシーンです。
すみれが喜代に支えられたシーンです。
すみれ⇒私、恵まれてたんやね。
気付かないうちに知らないうちに明美さんのこと傷つけて。
喜代⇒知らんうちに傷つけてることなんてぎょうさんあります。
そやけど、その逆もあるんです。
逆?知らんうちに誰かを喜ばせとったり幸せな気持ちにさせとったり。
お茶、冷めないうちにいただきましょ。
いただきます。
高畑⇒いいね。
名言だね。
決して前に押しつけないというか押し出さない感じが今のシーンにも見られる感じがしたんですけどね。
宮田⇒すみれさんに何か教えるとか叱るとかそういうことはない。
あのね、小さいころにすみれちゃんがどこかに行っちゃったんですよ。
それで私がすごく探すシーンがあって、夢中でそのときにお母様に刺しゅうをといって夢中になっているときにすみれお嬢様!と言って私が探しに行くところがあったんですよ。
そのきっかけにすみれさんをやっていらっしゃる子役さんに監督は何かおっしゃっていて私が、すみれお嬢様何をしていらっしゃるんですか!早く!と言うシーンなんですけどすみれお嬢様!と呼んだその瞬間に私のほうを向いて、お顔が本当に今まで刺しゅうをしていて何?みたいな顔だったんですよ。
私もすみれさん今すごく楽しい時を過ごしていらしたんだなというのを感じて私も早くしないと、というのではなくて、私も同じようにほうっとしてしまったんですよ。
そのときにやっぱりこれだなって思いました。
お嬢様方の大切な時間を共有できる喜代さんなんだなってつられちゃう。
だめです、そっちに行ってはだめですこっちです!っていうのではなくてちょっとついていっちゃうみたいなところもでも、しっかり違いますよと言うのは言うけれど前に立ちはだかって違います!というような人ではないなというふうに思いました。
芳根さんとの演技というんですかどうですか?一緒にされてみて。
もう本当に深い演技をなさるので芳根さんが深く感じて自分から出していらっしゃる演技を私は本当に素直に受けて素直にまたお返しして芳根さんがまた素直に返してくださるようにお互い、できたと思います。
芳根さんにもお話を伺っています。
芳根⇒喜代さんのことばはパワーがあってそれも無理に背中を押されているわけではなくて導いてくれてるというか支えてももらってるし前に進む勇気ももらってるしきっと喜代さんがいなかったら潰れてるんじゃないかなって本当に…それはすみれもそうなんですけど私、芳根自身も同じで苦しい時代というものがたくさんありましたけどでも本当に宮田さんがずっと隣にいてくださったから乗り越えられました。
高畑⇒すごい信頼関係。
宮田⇒本当にしっかりしてらっしゃるので。
子どもじゃなくて本当に孫でも離れているくらいの年齢なんだけど一緒にしていて、たぶん私のほうが頼りにしていたと思います。
本当、大変でしょ?朝ドラのヒロインってね。
大変だと思います。
宮田さんはこれまで6回いわゆる朝ドラにご出演。
6回。
身近にヒロインの方たちを見ていらっしゃったと思いますが現場で見ていてヒロインって大変だなという部分も。
あります、あります。
体調の悪いときもありますし目が充血しちゃってどうしようもなくてというときもあるし。
芳根さんみたいに観音様みたいな人ばかりじゃないですものね。
芳根さんは、そういう意味では誰もピリピリすることなく本当に穏やかな雰囲気でみんながお芝居できていたと思います。
だから彼女のおかげだと思いますそういう雰囲気は。
お二人でね賞賛しあって。
そうですね。
でも作品自体もやわらかいものね。
そういう雰囲気が喜代さんとすみれさんの間にあるから家族全体に広がっているのかもしれませんし。
伝ぱしているのかもしれませんね。
演技の話をしたりするんですか?芳根さんと。
あまりなかったですね。
芳根さんとは。
そんな髪形をメークさんにしてもらってすごいねと言ってずいぶん助かるねとか衣装がこれだと役作りがこうなって助かるよねと言ったらはいと。
お洋服や髪形がクラシックでかわいいですよね。
自分たちが描いていたイメージが膨らみますでしょ。
助かるよねって。
赤ちゃん、子どもたちが出てくるので、それに関してはお互いに2人で協力し合って子どもたちに接していました。
この方にも喜代さんについて聞いてきました。
永山⇒宮田さんの現場の居方というか…現場への向き合い方みたいなことはすごく、勉強になりましたね。
復員してきて洗濯物を一緒に取るっていうシーンがあったんですけどすごく楽しかったですね。
絵に、安心感と、それは宮田さんが演じる喜代さんを通してということもありますけど絵に深みが出るし重厚感というか説得力がすごい出てくるというのを見てきたのであんまり足し算ばっかりなってない感じがすごく美しくて引き算と、かけ算してる感じがしましたね。
伊藤⇒というふうに永山絢斗さんがおっしゃっていました。
高畑⇒引き算と足し算、難しい。
宮田⇒永山さんらしいんですね。
永山さんはこういうロジックでお話をされるんですか?そういうお話をしたことはないけれども、永山さんらしい。
引き算は分かりますよ、でもかけ算。
引いてそれが多くなるということでしょうね。
引いたものどうしをかけ合うと違うものが出てくるんでしょうね。
私足し算ばっかりだわ。
俳優さんは自分が前に出なければいけないときもあるじゃないですか。
あえて引くという、意識している部分はあったんですか?私はこの「べっぴんさん」では優しさということも求められましたけれども私、自分自身でそれは求められませんでしたけれども目立たない目立っちゃだめということは自分の中に言い聞かせました。
だからあまりにも目立たないように動くものですから時々、喜代さんこっち!とかそれは言われたことがあります。
もっと目立つように。
ちゃんと入ってくださいと言われたことはあります。
多々ありましたけれども目立たないようにというのは心がけました。
そして心がけたのはそれだけではなくて家族の成長というかすみれの成長に合わせて動きも含めて、言い方とかもいろいろ変えた部分があったそうですね。
こんなに小さかったさくらちゃんが大きな15歳のさくらちゃんになっておうちも変わるんですよね。
懐かしい感じのおうちになるんですけれども、私にとっては。
そのときに変えなきゃと思ってそれでもある程度自分の年齢とかを考えてこうだろうなと思ってイメージすると、演出の方にゆっくり歩いてくださいと言われたんです。
どうしても着物や干し物を取り込んだりお茶を出したりという役ですからさっさと動かなければいけないという。
時が流れていますものね。
そういう役だと思っていたんですけれどもゆっくり歩いてくださいと言われてゆっくり歩いたんです。
そうしたら当然ちょっと腰が曲がったんです。
当然、動きが遅くなったんです。
そして当然しゃべることばがゆっくりになって年を取るというのはある意味リズムなんだなとすごく演出の方にいいことを言っていただいたなと。
でも慌てなければいけないときに頭の上のほうから声が出てうわあと言っているときがありましたよ。
年齢で演技も変えたということですが、もう1つ宮田さん自身が変えたことがあったそうです。
すみれの成長に合わせてつけた演技の変化があったそうです。
リモコンの準備はよろしいでしょうか。
3つのうちすみれの成長に合わせてどういうふうに演技を変化させたのかお考えください。
メールをご紹介します。
高校生の女の子ですね。
宮田さんの大ファンです。
「べっぴんさん」が始まってから喜代さんのすばらしい演技を楽しみに毎日欠かさず見ています。
これからも宮田さんの活躍を楽しみにしています。
高校生の方からでした。
そして岡山県の方こちらも20代の方です。
何が起きても動じずどんなときもすみれちゃん一家を優しく見守り、支える喜代さん。
喜代さんの温かさと心からの気遣いはすみれちゃん一家だけでなく画面を通して私たちにも伝わり毎朝、力をもらっています。
高畑⇒本当ね。
まさに引き算がかけ算になっている部分かもしれない。
そして神奈川県のきよさんからです。
私は48歳のきよです。
小さいころからおもしろがられてあだ名は、ふみやよねなど楽しまれました。
正直、改名したいと思ったこともありましたが「べっぴんさん」の喜代さんの気遣い、心遣い、見守る温かさが大好きです。
私も喜代さんのような女性になるべく頑張ります。
神奈川県のきよさんからです。
なんで、ふみやよねだったの?たぶん2文字の雰囲気の名前ということでしょうね。
40代できよさんは珍しいかもしれませんね。
いいお名前ですよ。
やわらかい響きのいいお名前ですよね。
あのやわらかい雰囲気というのはまさに名前を表している気がしますね。
宮田さんご本人もそうなんですか。
私は自分でやわらかいんだとか優しいんだとかは自分で感じる人もいないでしょうけれども。
お話ししている感じがやわらかい。
スローで、ぶきっちょでおっとりということばはすごくいいことばですけれども鈍くさいんです。
その雰囲気が画面を通して画面だけでなくても伝わってきます。
中からにじみ出ているんだわ。
そんな宮田さんがすみれの成長に合わせて変えたのは何だったのか。
視聴者の皆さんのお答えは割れていますが緑の声のトーンを変えたが44.8%次が距離感で29.8%。
呼び方を変えたは、25.4%。
宮田さん答えは?どれもそうです。
3つとも。
呼び方も、しばらくはすみれお嬢様と呼んでいたからたぶんこの答え、ちょっと難しかったかもしれないんですけれども呼び方なんですね。
正解は呼び方。
いちばん少なかったですね。
それは、すみれさんが本当に、お母様になられてこんな髪の毛でお母様らしく現場に現れたときにすみれお嬢様と呼んでいいのかしらと本当に思いました。
台本に「すみれお嬢様」となっていたものですから。
でも、そのときに私がすみれ奥様と言えなかったんですね。
言い換えていいですかと言えない自分がいたものですからきっと喜代さんも変えられないだろうなと思ってしばらく、すみれお嬢様と呼んでいたんです。
おうちの中ですし喜代にとってはいつまでもすみれお嬢様だからそこに五月ちゃんという全く他人がおうちに入ってきたときにさすがに彼女の前ですみれお嬢様とは言えない私がいて喜代さんがいてそこからはすみれ奥様と言っています。
忠さんは相変わらずすみれお嬢様とお呼びになっているんですけれども私はすみれ奥様と言っています。
ほかの方がいたからバランス的に変わるということはありますよね。
早い時期に紀夫さんのことも紀夫さんと呼んでいたんです。
それは早い時期に旦那様に変えさせていただきました。
それも演出家のご指示ではなく自分から。
すみれ奥様の場合は私もそう思いましたし演出家からも奥様にしましょうか。
役にぐっと入っているからこそそういう部分が出てくるというのがあるんでしょうね。
ともに進行しているという感じですね。
役とともに人生も進んでいく。
これが長くやっているドラマのいいところですね。
そうですね。
いよいよこれから。
冒険の旅に出ませんか?ですから。
どうなっていくんですかね。
きょう意味深なところで終わって。
冒険ってね。
これからみんなそれぞれの旅立ちが今週は、あるということです。
喜代さんは、今このテレビの今、たぶん74、75歳だと思う。
今の74歳ぐらいは若いですよね。
この当時は、かなりの年なのかなと思いますけれどもそのときに冒険の旅ですよ。
楽しみですよ。
私もすてきだなと思いました。
今週いよいよ皆さんがそれぞれ旅立ちです。
「べっぴんさん」はNHKオンデマンドでもご覧いただけます。
喜代さんのこの回を見たいという方、オンデマンドでもご覧ください。
ぜひ見てください。
今度は俳優・宮田圭子さんに高畑さんに迫っていただきます。
宮田圭子さんは、1947年「べっぴんさん」の舞台兵庫県神戸市で生まれました。
これは宮田圭子さんですやん。
お母さん?お母さんにそっくりですよね。
おきれいですね。
下にいるのが宮田圭子さんですね。
すごくおばあちゃんですけれどね。
こういう髪の毛をしていました。
どういうお母さんでしたか。
天真らんまんな。
これは、ご自宅ですか。
最初のおうちかな?「べっぴんさん」のセットの中のようなクラシックな。
「べっぴんさん」のセットと当時の自分の小さいころと似ていますか。
似ています。
「べっぴんさん」の街というのはよく行かれていたんですか。
「べっぴんさん」のキアリスが出てくるようなところは怖くてようよう行きませんでした。
いわゆる三宮特に中心街ですけれども。
三宮は本当に両親に連れられて行ったことはありますけれども自分たちで行くというのはなかなか怖くて。
どんなお子さんでいらしたんですか。
母に言わせると利発な子だというんですけれど私はぽうっとした子だったと思います。
なんか想像ばっかりして。
いろいろな妄想を膨らませて。
何かの役になってみたり。
やっぱり女優さんの素質がおありになったのね。
宮田さんは、中学生になると演劇ではなく放送班に入ることになります。
かわいい!そんなことない。
モテたんじゃないですか。
放送部ですよね?私たちのときひもといてみたら報道部というのがあってその中に放送班、新聞班というのがあったんです。
私は全部、班だと思っているんですけれど。
演劇班はなかったんですか。
文化部の中にありました。
そこには行かなかったんですか。
まず演劇科に行ったんです。
中学1年のときに小学校からなりたての頼りないときにそのときに同じように中学1年生で来ている方がいてその方が飛び抜けてお上手だったんです。
上級生の方がみんな、ほうと言うぐらいお上手でそのあと私がやったものですから全然誰もほうっと言ってくれなくて。
本格的に、俳優の道を志すようになったのは高校生のころ。
近所にある演劇教室に入ったことがきっかけでした。
全然近所じゃないんですけれども電車に乗って行ったんです。
「べっぴんさん」のメンバーのような。
ブクブクに太っていたんです。
どんな演劇教室だったんですか。
私は女子中学、女子高だったものですから結構みんな宝塚が好きで場所も宝塚が近いものですから電車に乗ってすぐ行けるところでしたからどなたかが、ここで演劇を教えている人がいるよということでそこへ行ったんです。
だから宝塚関係の方を教えていらしたんですけれども。
この中から女優さんになられた生徒さんもいらしたんですか。
この中からは皆さん真面目に立派にいい母になって。
右の方は今も歌を歌っています。
高校を卒業するとすぐ関西芸術座に入団。
本格的に俳優の道を歩き始めます。
全部きれい。
すごいメークですやん。
なんでみんな関西弁になっているんですか。
これはどういう舞台なんですか?「アンネの日記」のアンネをやったんです。
「アンネの日記」。
皆さんなさるのよね、主役の方は。
このとき演劇が楽しいという感じに?訳が分かっていなかったんです。
楽しいからやっていたみたいな。
吉行和子さんもね。
そうそう。
古典の舞台をやっていたんですか。
私が入ったところは、わりとそういうのもやっていましたし新しいのもやっていましたけれども。
NHKのドラマでは「あまくちからくち」で渡哲也さんと共演。
渡さんの初恋相手役を熱演しました。
懐かしいですね。
1971年。
今、何年だ?2017年ですけれども。
このときは、どうでしたか?訳が分からなくてやっていた気がしますね。
スターさんだってミーハーな気持ちで渡さんのことを見ていましたね。
でも待ち時間とか、お話とかなさったんですか。
そんなに親しくはおしゃべりはしなかったですね。
ただ一緒にお芝居をしたときに本当に美しい涙をぽろっと流されたんです。
渡哲也さんが?それは私はびっくりしました。
きれいな涙が出ますねって言ったことがあります。
連続テレビ小説は「火の国に」や「はっさい先生」「だんだん」などこれまでに6作品に出演しました。
石拾いからやったらやれんこともない思うんやけどな。
けど、続くかな?どやろ?亀吉さん、ちょっと翠さんに甘すぎるんやおませんか。
え?私の目には言いなりになってるようにしか見えませんねん。
おいおい。
あした出征やいうのに私かて言いたいことおません。
けど、続くかどうか信用してへんもんをなんでやらしたりしますの!なんで私らまで引っ張り出されなあきませんの!百姓は遊びと違います。
まあまあ、きょうは誕生日だけえケーキもごちそうもようけあるけんね。
めぐみちゃん、18歳おめでとう。
だんだん。
♪「ハッピーバースデートゥーユー」伊藤⇒「だんだん」。
高畑⇒いろいろな役。
はっちゃけていますね。
そして今回6作目「べっぴんさん」にご出演なんですが俳優人生の中で宮田さんが転機になった、あるテレビの番組があるそうです。
それが「2時のワイドショー」。
ワイドショーの番組の中で生のコントをやっていらっしゃった?宮田⇒なんて言うのかショートお芝居、短いお芝居。
生で?そうだったんですね。
夫婦の悩みとか?夫婦110番とか2本やっていったんですけれども夫婦の話とか嫁しゅうとめの話をやっていましたね。
どうしてこの作品が転機になったんですか。
そのときに鬼嫁ということばを結構、皆さん言うようになったようにお嫁さんが、しゅうとめさんにすごいことをしたり…。
ずいぶん前にも鬼嫁はいたんですね。
それで私は結構夫婦110番のほうのご夫婦の話の奥さんが多かったんですけれどもたまに、しゅうとめさんをどうこうするというお嫁さんの役をやらされてそのときに、しゅうとめさんと話をしていてわざわざ庭まではだしで行って庭に置いてある竹ぼうきですかそれを持って、しゅうとめさんを殴るという結構そういうのが…。
台本にあったんですか。
そういう台本なんですよ。
水の入ったバケツをかぶせるとかそれは、ものすごく…。
激しいシーンがね。
今だったら電話がかかってきそう。
あんまりそういう役はなかったんですけれどもそれをお稽古しているときにこうやってお話をしていていくら腹が立つからってわざわざお庭まで行って竹ぼうきを持ってきて殴るということができなかったんですよ。
腹が立って言うぐらいはできるけれど。
そのときにできない…って言ったんですよ。
小さい声で言ったんですけれどもなんでそんなこと言うか分からへんって言ったんですけれども共演している女優さんがそんなん頭で考えたらあかんねんでって言ったんです。
そのとき私は関西芸術座にいたんですけれどもあんた関芸やなと言われてわりと無理やりやらなきゃいけないんだやろうと思って、無理やりやった覚えがあるんですけれども後日、自分のおうちですごく腹が立つことがこの私にもあって若いということもあったんでしょうけど家にあるごみ箱をバーンと蹴飛ばしている自分がいるんですよ。
それで腹が立つからってドアをバーン!と閉めている自分がいたんですよ。
リアルにそういうことがあるという。
私そのときにあれ?あるわと思って。
現実にあるわと思って。
竹ぼうきで殴るのはいきすぎかも分からないけれどもあるわと思って。
竹ぼうきで殴るということではなくそれぐらい怒っているということが大切なんだと。
それで宮田さんの評判は?それは見ている方々のですけれども。
それで演技が変わったんですね。
2017/02/13(月) 13:05〜13:55
NHK総合1・神戸
スタジオパークからこんにちは 宮田圭子[字][双]

朝ドラ、喜代役で注目!初披露!47年俳優人生 ゲスト:宮田圭子 司会:伊藤雄彦アナ、高畑淳子

詳細情報
番組内容
双方向データ放送番組。テレビのリモコンを使って、ゲストに関するクイズやアンケートに挑戦!気になるゲストの生トークにあなたも参加しませんか?テレビをネットにつなぐとさらに楽しめます。
出演者
【出演】宮田圭子,【司会】高畑淳子,伊藤雄彦

ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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