清水の出家について会見する幸福の科学側の広報担当、里村英一専務理事(右)と清水の代理人、佐藤悠人弁護士 =東京・東五反田【拡大】
★大川総裁著書が出家のきっかけ
清水が出家を決意したきっかけとなったのが、大川総裁の著書「女優・清水富美加の可能性」。大川総裁が清水の守護霊にインタビューした様子を収録したもので、まえがきには「彼女に『覚悟を決めよ。』と迫る一冊の書となることだろう」と“予言”している。
同書では清水の守護霊が演技の魅力を語ったり、質問者に「女子力が高い」と言われて戸惑う様子などが記されている。あとがきには「(清水が)本来の天命に目覚める年になる」とし、「暗黒の海を照らす灯台の光ともならねばなるまい」ともつづられている。
幸福の科学
1986年10月に設立された宗教団体。創始者は総裁の大川隆法氏。真実の人生観に基づく「幸福」を広めるために活動し、世界100カ国・地域以上に信者がいるとされる。信仰の対象は、神々の主という地球の至高神「エル・カンターレ」。宗教法人のほか、「幸福の科学グループ」として出版社や学校法人、政治団体「幸福実現党」を運営している。
清水 富美加(しみず・ふみか)
1994(平成6)年12月2日生まれ、22歳。東京都出身。2008年の「レプロガールズオーディション」でグッドキャラクター賞を受賞し、芸能界入り。11年、テレビ朝日系「仮面ライダーフォーゼ」で連続ドラマ初出演。映画「HK 変態仮面」(13年)など話題作に出演し、15年のNHK連続テレビ小説「まれ」でブレーク。昨年はテレ朝系「家政夫のミタゾノ」に出演。フジテレビ系「にじいろジーン」などバラエティーでも活躍した。1メートル62。