幸福の科学に出家し、芸能界引退の意向を固めた清水富美加=2016年9月撮影【拡大】
「私、清水富美加は幸福の科学という宗教に出家しました」-。芸能界引退が発覚してから一夜明けた12日、渦中の人気女優が胸中を明かした。
引退報道を受けて、東京・五反田の幸福の科学総合本部で同団体専務理事・広報担当の里村英一氏(56)と、顧問弁護士で清水の代理人を務める佐藤悠人氏(58)が会見。清水は体調不良で自宅療養中のため欠席したが、11日に記した直筆書面で心境を吐露した。
引退騒動の発端は先月19日。同団体の大川隆法総裁(60)が清水の守護霊にインタビューした動画が掲載され、事務所側は初めて清水が一家で信者であることを知った。事務所側は、同28日に清水から「仕事を辞めて幸福の科学のために働きたい」と引退の意向を告げられたとし、2月6日以降は仕事を放棄したとしている。
だが、団体側の会見では里村氏が「出家には大きな伏線があった。ハッキリ言って奴隷契約があった」と反論。デビュー3年後当時は月給5万円だったことや、7月29日公開の出演映画「東京喰種トーキョーグール」で人肉を食べる人種の役柄など、思想信条にそぐわない仕事が増えていたことに不満があったとし、「嫌な仕事の典型が水着のDVD。性的対象になるのが嫌で、拒否したにもかかわらず入れられてしまった」と説明。