清水富美加 突然の引退騒動 TV局など困惑
女優の清水富美加(22)が、宗教団体「幸福の科学」に出家したことが12日、わかった。「幸福の科学」は同日、グループ専務理事・広報担当の里村英一氏(56)と、清水の代理人である佐藤悠人弁護士(58)都内の教団本部で会見し、清水が今後、宗教家として「千眼美子(せんげん・よしこ)」の法名で活動することを発表。所属事務所・レプロエンタテインメントの契約体系を批判した。レプロエンタテインメントも同日、都内で会見し、幸福の科学側の主張に真っ向から反論した。
突然の出家、引退騒動に各界は対応に追われた。清水側が「生命の危険がある体調不良」を訴え、仕事復帰が不可能との見解から、所属事務所が関係各所への説明を始めたのが11日夜だった。
寝耳に水の状態で、11日の放送も休んでいる「にじいろジーン」制作の関西テレビは「次回の出演は調整中」と説明。主演ドラマ「笑う招き猫」の制作に関わるMBSも「事実関係を確認中です」と困惑を隠せなかった。
清水がパーソナリティーを務めるラジオ「みなぎるPM」のニッポン放送は「次回分も収録済みだが、オンエアは未定」とした。撮影中だった映画については、代役を視野に協議中。すでに出番の半分ほどが撮影済みだったという。