「うそ~、そんなに安いんだったら私もハワイに行きたい!」
2017年夏、日本とハワイを結ぶ航空路線に初めて格安航空会社(LCC)が参入します!!
マレーシアLCCの「エアアジアX」が、
関西空港―ホノルル線を6月28日に就航します。
予約期間 2/11~2/26
旅行期間 6/28~2018/2/6
今から、休みの予定を組んで予約しないと。
年間約150万人の日本人観光客が訪れるハワイ。
人気ぶりはほかのリゾートの群を抜いてるハワイに、エアアジアXが”殴り込み”をかけるとは、何と嬉しい話題でしょうか。
関空発が月曜、水曜、金曜、土曜という週4便の運航となる予定です。
JALのホノルル線が最安で往復7万5000円だから、およそ3分の1の価格になります。
今回の記念価格の終了後も「基本的には大手航空会社の3割の価格を目指す」としており、大きく変わることはなさそうです。
エアアジアXは、ピーチ・アビエーションやバニラエアといった日本勢と異なり、長距離路線に特化したLCC。
現在の日本路線としては本拠地のマレーシア・クアラルンプールから羽田、関空、新千歳の各空港へと飛んでいます。
運賃は、就航記念キャンペーンで片道1万2900円(往復2万5800円)!!
現在は、関空からホノルル線を運航しているのは、JAL、ハワイアン、そして米デルタ航空の3社。
海外出張で利用する人の多いビジネス路線とは異なり、ハワイのようなレジャー路線は、片道約7時間もかかるため、近年FSC各社はビジネスクラスのフルフラット化やプレミアムエコノミークラスの新設を急速に進め、単価の高い座席の比率を上げ収益性の向上を図っています。
そこで、エアアジアXにも1機377席あたり、12席の「プレミアムフラットベッド」と呼ばれる高級クラスが用意されています。
運賃は通常座席の5倍超で、ホノルル線記念価格では片道6万9900円に設定されていますが、座席はフルフラットではないそうです。
なお、機内食はFSCのエコノミークラスと同程度が無料で提供されます。
残りの365席はFSCのエコノミーよりもさらに狭い通常座席で、機内食は有料。
こうした違いが低価格の要因ですが、旅行客はこの「座席格差」をどう受け止めるかですね。
ハワイを訪れる日本人観光客のうち、約6割はリピーターだそうですが、エアアジアXは、価格を大きく下げることによって学生や若手社会人の需要を掘り起こせると考えて参入したようです。
2019年に、全日本空輸(ANA)が首都圏とホノルルを結ぶ路線への超大型機「A380」の導入予定で、ハワイ路線の空はますます混戦になりそう。