去年のアンリミバブルの経緯
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去年のアンリミ収益は950万
去年はアンリミバブルの恩恵もあり、8月~12月の期間だけで950万円の報酬を受け取ることができました。そのため年収が2300万前後に急激にUPすることになり、税金対策のために起業準備を始めたりと色々な変化を体験しました。
今年の年収がいくらになったかザックリ計算。銀行の振込明細を計算するとkindleが950万、dmm同人は920万、携帯コミックが170万、単行本印税が150万、残りはenty・パケ販売で数十万。kindle・enty以外は源泉徴収額が引かれてるのを考慮して恐らく2300万円前後。
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2016年12月30日
起業相談に行ってきて色々聞いてきたけど、来月あたりに法人設立する方向でまとまる。印鑑作ったり、会社概要書いたり、会社名決めなきゃだけど、まあ思ったよりは手軽なんだなぁという実感。漫画家ならやはり合同会社にするのが一般的らしいのでそうすることに。これは貴重な体験になりそう。
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年1月13日
今年に入りkindleランキングがkenpc主体に変化する
1月にkindleのランキングがこれまで実売主体だったのがkenpc主体に変更されたらしく、突然アンリミ作品が続々とランキング上位に上るようになってきました。
kindleのランキングで気づいた点。去年ランキングは「実売」重視になってアンリミ組が埋没したんだけど、もしかしたら従来のアンリミ優遇システムに戻ってる予感。今2位についてる作品は実売4しかないのに、こんなに上まで来てる。kenpcを稼いでいる作品がランキングに反映されている。
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年1月12日
確認してみたらやはりkindleランキングの20位以内にアンリミ作品が続々と入っている。やっぱ仕様変更なんじゃないかと。アンリミがランキング反映したとしたら去年のバブル期のように有料ランキング制覇とか簡単に実現する気が。感覚としては2、3日前からガラッと流れが変わったような。
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年1月12日
そのため、自分の作品も次々にランキングを駆け上がっていきました。
kindleランキングがアンリミ優遇に切り替わって、有料ランキングの2、3位につくことができたけれど、肝心のkenpcがあまり上昇していない。ユーザー数が増えていないからなんだろうけど、ちょっと残念。実売も大して増えていないので、今後の大々的なアンリミキャンペーンを望むことにする pic.twitter.com/eZqYCHQ2wl
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年1月12日
肝心のkenpcの伸びはあまり良くなかったものの、とりあえずランキング首位に上ることで認知度も高まるのでより報酬が稼げるのではないかと期待していました。
しかし、2月に突然kindle作品ページが消滅する
ある日、ふとkindleの作品ページを見ようとおもったら「404エラー」が出て開けない状況になりました。何事かと思ってKDPサポートに連絡。いつもならすぐに返信をくれるサポートがなぜか数日たっても連絡を返さないので、もしかしたら厄介な事になっているんじゃないかという予感がしました。
kindleに登録中の2作品が閲覧できなくなって404エラーになってしまう。消されたのかと思って管理ページを見てみたら「販売中」にはなっている。でもリンク先がない状態。なんか通報でもされてしまったんだろうか。それともただのシステムトラブルか。とりあえずKDPサポートに連絡中。
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年2月4日
KDPサポートからテンプレ回答がくる
リンクをクリックしたら「404エラー」になるのは明らかなのに、KDPサポートはろくに確認もせずに「オンライン公開されています」とテンプレ回答をしてきました。いや、明らかにおかしいでしょと「リンク先を確認してください」と返信しました。
するとKDPサポートは突然「コンテンツガイドライン」を持ち出してきました。
kdpサポートからさっきの回答は間違いとの事で「コンテンツガイドラインに違反してるので出発停止」との事。去年にガイドライン通過してずっと公開してるんだけど今更やっぱダメとは、アマゾンの裁量は自由すぎ。再提出すれば公開できるらしいけど評価も引き継げない新規扱いなので事実上の死亡宣告
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年2月7日
KDPサポートへの不信感がつのる
先月までは好調だったkindleが今月に入ってかなりグダグダ。2作品は事実上サイトから消滅したのにフォローもないみたいだし。取次経由で販路広げる準備しておいて本当に良かった感じ。kdpサポートへの不信感もマックス。てか質問を微妙にスルーしてくるサポートはサポートになってんのかと。
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年2月7日
去年に累計1千万も稼いでいた販路で、曖昧な理由からこんなにあっけなく出版停止されてしまってガッカリ感がハンパない。説明もコンテンツガイドラインを盾にされちゃったら「裁量」の一言で片付けられてしまうし。つまり今、出版されてる全ての本はガイドライン違反で突然消滅するという事なのかと。
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年2月7日
管理画面では相変わらず「販売中」になって「ブロック」じゃないのでkdpサポートの説明は筋が通らない。多分、デタラメ言ってる気がする。システムエラーでなぜか表示できなくなったけど、直すとコストかかるので再提出させて対応しようみたいな。まあそこを突っ込んでもスルーされるんだろうけど。
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年2月7日
Kindleダイレクトパブリッシングへの不安
KDPサポートから納得のいかない説明をされて、しかもそれを突っ込むことすらできない状況にガッカリしてしまいました。いきなり作品が削除されたり、消滅したりしてもKDPサポートはサポートしてくれないという事が今回の件で明確になりました。そんな不安定な販路を主体にすることはリスクでしかないという結論に達しました。
kindleの件はもうどうにもならないのでスッパリ諦めるしかないなぁ。まあ残りの作品はまだ公開出来てるのでkenpcはそちらで稼いでもらって、KDPセレクト期間が満了したら撤収。公開停止?になってしまったものはentyに戻す。KDPセレクトは色んな意味でもう登録したくないなぁ。
— ironsugar (@ironsugarDoujin) 2017年2月7日
今後の展開
とりあえず今年、会社を作って電子取次会社と打ち合わせを進めてきたので、今後は取次会社を経由してkindleだけでなく全ての電子書籍サイトへの作品配信をしようと考えています。
取次会社を経由すれば個人では配信できないサイトにも作品を卸す事が出来て販路が広がりますし、一番のメリットは中間企業を通さないので利率を多くすることができる点だと思います。
自分の去年の収入はDMM同人・kinldeに依存する形だったので、大きな販路に収入が依存してしまう状況は良くないと考えています。
今後はkindleはあくまでも「一つの販路」にして依存せず、多方面で収益を上げる体制でリスク分散していきたいですね。