2017年2月13日 Posted by Oh My Glasses公式アカウント
簡単!白くなったセルフレームの磨き方教えます! | メガネスタイルマガジンOMG PRESS
長い間メガネを使っているとセルフレームの部分が白く変色してきてしまうことがあります。実際に経験のある人は分かると思いますが、白くなったセルフレームは洗剤や石鹼などでこすっても落ちません。ここではセルフレームの白い変色を元通りに綺麗にする方法をご紹介します。
白くなる原因とは
セルフレームが白くなってしまうのにはどのような原因があるのでしょうか。長年使用しているメガネの場合には汗や皮脂などの付着が原因になることが多いですが、髪の毛に整髪料を付けている人の場合には早い段階でも整髪料の油分が原因で白くなることがあります。汗や皮脂、整髪料の油分などで汚れたままメガネを放置しておくと、セルフレームの表面が化学反応を起こし、油分が抜けて白く乾燥した状態になってしまいます。また、本来酸性であるプラスチックの表面が経年変化によってアルカリ性もしくは中性に変化することによって白くなる場合もあります。
このように原因はさまざまなものが考えられますが、いずれにしてもフレーム表面が化学変化を起こしてしまっているため、単純な汚れとは違い普通に洗っても落ちないのが特徴です。白くなった部分は汚れているように見えるだけではなく、もろく壊れやすくなっている可能性もありますので注意が必要です。
簡単!お手入れ方法
普通に洗っても落ちない白い変色ですが、実は家にある物やすぐ買い揃えられるもので簡単に汚れを落とすことができます。長年使用してセルフレームの内側の白い変色が気になるという方は是非試してみてください。買った当時の本来の色艶がよみがえるはずです。
・研磨剤入りの歯磨き粉で磨く
歯磨き粉はどの家庭にでもあると思いますが、この歯磨き粉を使って白い汚れを落とすことができます。白い汚れはセルフレームの表面を削り取ることでしか落とすことができませんので、歯磨き粉でも研磨剤入りのものを選ぶようにしましょう。この研磨剤入りの歯磨き粉を指に付けて試しに少しこすってみます。これで落ちるようであればクロスなどに歯磨き粉を付けて白くなった部分をしっかりと磨くようにしましょう。磨いた後は水で濡らしたタオルなどでふき取り、その後に乾燥したタオルでしっかりと水気を取ります。ここで水気が残ったままになっていると加水分解反応によってせっかく綺麗になったものが再度白く変色する可能性があるので注意してください。
・サンドペーパーで磨く
研磨剤入りの歯磨き粉を使っても落ちない場合には、白い変色が相当頑固である可能性があります。この場合、もっと強力に磨き上げるためにサンドペーパーを使用します。サンドペーパーはホームセンターなどで売っている一番目の細かいものを選ぶようにしましょう。サンドペーパーの表面に歯磨き粉を付け、セルフレームの白くなった部分を磨きます。このとき、あまり力を入れすぎると他の部分まで傷がついてしまうため慎重に行うようにしましょう。磨き終わったら歯磨き粉だけのときと同様に歯磨き粉と水気をしっかりとふき取ります。
専用アイテムでスッキリ磨こう
家にある物や簡単に揃えられるものでの眼鏡のお手入れ方法を紹介しましたが、メガネ専用の洗剤やお手入れアイテムも販売されています。例えばメガネのシャンプーはフレームやレンズを傷ませることがないように中性タイプであり、メガネのパーツ全体に使用することができます。毎日メガネをかける場合には、それなりにセルフレーム部分に汗や皮脂も付着しています。このような白い変色の原因になる汚れを一日の最後にメガネ専用のシャンプーを使って洗浄することでメガネを綺麗な状態で長持ちさせることができます。また、メガネ専用のポリッシングクリームなども販売されています。これは毎日ではなくても、週に一度のメガネのメンテナンスとして使用することで新品同様の状態をキープすることができます。
まとめ
セルフレームの白い汚れは日々の汚れの蓄積が原因です。一度白くなってしまった場合には、ここで紹介したように歯磨き粉やサンドペーパーを使って表面を削り取るようにしましょう。ただし、表面を研磨していることには変わりありませんので、これを続けているとすり減ってきてもろくなってしまいます。これを防ぐためにも、なるべく白くなるのを事前に防げるよう日々のお手入れをこまめにしておきたいですね。
メガネは日々のメンテナンスが欠かせません。
直営店舗では、お顔に合わせたフィッテングや毎日のメガネのかけはずしによる緩みの調整、クリーニングなどを承っております。
Oh My Glasses TOKYOでご購入頂いたメガネはもちろん、他店でお求めになられたメガネも状態を確認させていただきながら、最適な調整やクリーニングを行っております。