ヒロシさんは、「ヒロシです…」から始まるネガティブネタで大ブレイクしたピン芸人です。一発屋とも言われるヒロシさんですが、現在も細長く自虐ネタ等で活動中です。
ここでは、ヒロシさんのネタや昔と現在の年収(月収)についてまとめています。
ヒロシさんのプロフィール
芸名:ヒロシ
本名:齊藤 健一(さいとう けんいち)
出身地:熊本県荒尾市(福岡県大牟田市生まれ)
生年月日:1972年1月23日
身長:175cm
血液型:O型
最終学歴:九州産業大学商学部商学科卒業
デビュー:1995年
所属事務所:ヒロシ・コーポレーション(サンミュージック企画と業務提携)
ヒロシさんは、「ヒロシです…」から始まるネガティブネタでおなじみのピン芸人です。なお芸名のヒロシさんは、たまたま部屋にあった雑誌の表紙にいた生島ヒロシさんからとったもの。
デビュー後は吉本興業・ワタナベエンターテイメントに所属し、コンビを組んでいたこともあるそうですが、解散後は三鷹にてホストになりました(源氏名は冴神剣(さえがみけん)。その後、サンミュージックに所属、2004〜2005年頃に大ブレイクし、いわゆる一発屋芸人として知られています。
ヒロシさんの自虐ネタ
「ヒロシです」から始まる自虐ネタのスタイル
・ホストのような髪型+スーツ
・ポケットに手を突っ込む
・やや下向き加減で哀愁漂う出で立ち
・肥筑方言である「〜とです」を語尾に置く
ネタ中のBGMは、「ガラスの部屋」
イタリアを代表する歌手ペピーノ・ガリアルディの楽曲「ガラスの部屋」が主に使われています。
もともとは1970年代の大ヒット映画「ガラスの部屋」(当時のイタリアの若者の青春を描いた作品)の主題歌でした。
ヒロシさんの2016年のネタ動画。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=kNaiafmHNIQ
ヒロシさんのネタは、テレビなどで行うものだけではなく形を変えても大ヒット!
ネタ本が大ヒット。
ブレイクした前後に出した「ヒロシです。」(2004年9月)は、発行部数30万部以上という大ヒットになりました。
ネガティブな日めくりカレンダーを発売。
一発屋芸人といいつつも知名度は高く、初の日めくりカレンダー販売となった2016年版は10万部の大ヒットで、2017年版の続編も出ています。
ヒロシさんは、そんな自虐ネタができた背景をインタビューで語っています。
1995年からベイビーズという漫才コンビを組んでいたのですが、5年間活動した後に解散してピンになった当初は、女性の悪口みたいな攻撃的なことを言っていたんですよ。お笑いコンビ・マシンガンズみたいなね。
出発点はそこだったんですが、だんだん自虐ネタと呼ばれるものが増えていった。自分では自虐ネタのつもりはなかったのですが、悪口より好感もあるからかウケる。それでおのずと増えていきましたね。それが人の目についた時に、自虐ネタと呼ばれるようになったわけです。
ヒロシさんの昔と現在の年収(月収)は?
昔
昔の最高月収は4000万、最低は0円。
浮き沈みの激しい芸能界……そんな場所で一時的にといえど上から下まで体験したヒロシさんの昔の月収は、0円〜4000万円。
2015年までは最高月収を偽っていたというヒロシさん、実は一桁違っていたと告白。
「いつもは(テレビで)最高月収を400万円とうそをついてました」と吐露したヒロシだが「これまでの最高月収が4000万円です」と告白すると、共演者たちも「え~!」「すげ~!」と絶叫。だが、ブレークから6年後、月収「0円」という事態になり、所属事務所から給与明細すら届かなくなったと壮絶なエピソードも打ち明けた。
ヒロシさんの場合は、メディア出演だけではなく著作のヒットもありましたのでその印税なども確かに多そうですね。
またブレイクから1年間ほど給料が好調で、貯蓄も多いのかと思いきや現在はすっからかん。
名倉は「MAX月収はどのくらい?」といきなり懐事情を質問。ヒロシはためらいもなく「4000万ですね」と即答した。次長課長・河本準一から「それが2年くらい続いた?」の問いに、「それが…1年くらい」と予想外にブレイク期間が短かったことを明かした。
だがブレイクが1年間だったとはいえ、年間で数億円稼いだ計算になる。その大金の使い道も気になった名倉は「貯金、あるの?」と直球。「1000万くらいは残っているんですかね。でも、当時のお金は残っていないですよ」と肩をすくめた。全盛期は家賃48万円の物件に住み、高級外車を購入するなど、人気芸人としての生活を謳歌。だがその稼いだお金のほとんどを、実は「風俗につぎ込んだ」と告白
現在はすっからかんと言っていますが、当時1年間ほどで数億円稼いだと言われていますので、単純に計算すると4000万円×12で4億8000万円……。さすがに4000万円レベルが12ヶ月続くことがないにしても、それでも3,4億円はあったのではと思わせますね。恐ろしい世界です。
現在
現在も多い?ヒロシさんの月収は。
一発屋芸人で大ブレイクしたヒロシさん、今や10年ほど前の話というのも驚きですが、現在も意外と稼いでいらっしゃるそうです。
現在、月収が80万円ほど。(2016年10月のテレビ番組で明かしています)
テレビ出演の数は激減したものの、それでも現在の月収は80万円。「僕は立派な額だと思っている」と胸を張るが、それでも高収入の人気お笑いタレントと比べられてしまい「現場でクソみたいな扱いを受けます」と訴えた。
お笑いコンビの「髭男爵」と2組3人で営業に行ったときのこと。楽屋には通常弁当などが用意されていることが多いが、当日はペットボトルの水1本だったとし「落ちぶれたとはいえ、名前があるから(営業に)呼んでくれているのに」と恨み節。さらに、1日15時間ぶっ通しのロケを2日間行った時も、移動用のタクシー代が出ず(後日折半に)、ギャラも値切られた。しかもオンエアは5秒しか使われず「(芸能界の)底辺ではこういう世界があるんです」と嘆きは止まらなかった。
ただ2016年1月のテレビ番組で35万と明かすこともありましたので、増減はありそうです。
先月の月収が35万円となったことを明かした。
またヒロシさんといえば、2015年に副業を開始しています。
2015年6月にカラオケ喫茶オープン。
ヒロシさんは、中野坂上駅から徒歩1分の立地にカラオケ喫茶をオープンし、お昼はカフェ営業・夜は予約制のカラオケ喫茶を経営しています。
(※ちなみに人見知りのヒロシさんは、ほとんどお店にいないそうです)
2015年末の段階では、副業のカラオケ喫茶の売り上げが50〜60万いっていると発言。
副業をしてることについて現在の心境を尋ねられると、「憂うつ」「よくよく考えたら人と接するのが苦手で、途中でしんどくなった」とネガティブな発言。しかし、収入は上々なようで、店はオープンしてまだ4〜5カ月だが月の売上は50~60万円ほどあることを明かした。
もちろん経費などもありますので、収入としてはまだまだなのかもしれません。
家賃はこの地域では比較的安い約16万円、ひと月の売上金は約50万円で、ヒロシは「トントンです」と答えた。
副業で成功する芸能人も多いといいますので、ヒロシさんもカラオケ喫茶でさらに収入が増える可能性がありそうですね。それ以外にも、ヒロシさんは著書や日めくりカレンダーを発売していますので、なんだかんだ頑張って稼いでいるようです。
ヒロシさんは、今後もネガティブ!
2016年11月に、再びネガティブにまつわる本(「ネガティブに生きる。ヒロシの自虐的幸福論」)を出版したヒロシさん。
その発売記念イベントでは、これからもネガティブでいきたいと語りました。
「一発屋などと言われるが、そもそもだいたいの人は僕より面白くないのに、だいたいの人は僕より面白いと思っている」と世間への文句も口にしたヒロシは「グチをよりマネタイズ(収益化)したい」とポジティブに“ネガティブ道”を突き進むと表明。「ネガティブ界のアイコンになりたい。『ネガティブ=僕』というのをもっと押し出していきたい」と意気込んだ。
今後のヒロシさんにも注目です。