韓国から富良野市のスキー場を訪れていた１８歳の男性と連絡が取れなくなっていて、警察は遭難したおそれがあるとして１２日朝から捜索しています。
連絡が取れなくなっているのは韓国人の男性、キム・チャウンさん（１８歳）です。
警察によりますとキムさんは１１日、父親と一緒に富良野スキー場を訪れていて、午後からは待ち合わせ場所を決めた上で分かれて滑っていたということです。
ところが、待ち合わせ場所としていたふもとのゴンドラリフト乗り場に現れないため、午後２時半ごろ父親がトランシーバーでキムさんに連絡を取ったところ、「いま下りている。大丈夫だから」と返事がありましたが、その後連絡が取れなくなったということです。
１１日夜、スキー場からの通報を受けた警察とスキー場のパトロール隊がコースの外まで捜索しましたが、手がかりは見つからなかったということです。
１１日はくもりで荒れた天候ではなかったということですが、キムさんが遭難している可能性があるとして、１２日午前７時２０分ごろから警察やスキー場のパトロール隊などが捜索を行っていて、天候が良ければヘリコプターも捜索に加わることにしています。